見出し画像

就活に苦労した自分がココロミルに入社するまでのこと。

なぜココロミルに入社を決めたか


私が株式会社ココロミルに入社を決めた理由と言われれば、率直にいうと他の会社に内定をもらえなかったからである。

しかし、消去法でココロミルに入ったというわけではない。

むしろ、他に内定が出ていなかったおかげでこの会社を見つけられたとすら思っている。

そんな私のココロミルとの出会いを、他の方にも参考にしていただけたら幸いに思う。


私は高校生の頃からドラムを趣味としており、音楽に関わる仕事がしたいというぼんやりとした目標で九州大学の音響設計学科という進路を選んだ。

しかしそこは自分の目標をしっかりと見定めた、あるいは見つけ出した人々が努力を重ねる場であった。一方、曖昧に学生生活を送っていた自分ははっきりとした目標を見出せずにいた。


そんな状態で就職活動が始まってしまい、周りの雰囲気に流されたままとりあえずの目標として「ゲームのサウンドデザイナー」を目指すことにしてみた。

もちろん当時は本気だったので、自分なりに同じ目標のコミュニティーに入ってみたり、ポートフォリオの制作などもしていた。しかしやはりデザイナーの就職活動というものは一朝一夕でどうにかなるものでは(少なくとも自分の場合は)なかった。

どこにも内定をもらえないまま不安と焦りを抱えた状態で、私は修士2年の夏を迎えてしまった。


「このまま同じように就職活動をしていても未来は見えない」と思った私は、今一度自分がやりたいことを見つめ直すことにしてみた。
それまであった「大学の勉強を生かさねば」という思いや、周りの人間から勝手に感じていたプレッシャーを取り払い、今までの人生を思い返していくと、

「人の活動をサポートし、ポテンシャルを引き出す」ということが自分の原動力であり、得意分野になっていることに気がついた。

それは友達関係やサークル活動でも一貫しており、特にアルバイトの個別塾講師としての評価が(ありがたいことに)高かったことからも伺えた。

塾講師のアルバイトは他のアルバイトに比べて楽しく、長続きしていた。それでも塾講師が就職先の候補に上がらなかったのは、労働環境のイメージが悪かったからである。

しかし変わらなければと思っていた自分は、手当たり次第に塾講師の募集を見ていた。その中で出会ったのがココロミルである。


はじめは、勤務時間や給料を見て興味を持ったというのが正直なところである。
趣味が多く、勤務外の私生活も充実させたいと思っていた自分からすると、これ以上ない好条件に思えた。

しかしその時点ではまだ「本当にそんな条件があり得るのか?」という疑問が残っていた。
そんな疑問を上回る興味を、ココロミルのホームページが湧かせてくれた。
細かい理念などは割愛するが、自分が一番共感したのは「子供のココロをベースにした授業」という考え方だった。

自分は大手予備校への通塾経験、そして個別指導塾や家庭教師の指導経験から、勉強に大切なのは何より第一に「生徒のモチベーション」であると考えている。こ

れを保つためには生徒一人一人をきちんと理解し、臨機応変に対応することが必要であり、講師側の負担が大きい。

しかし元々人のポテンシャルを引き出すことを得意としてきた自分にとっては何の苦でもなく、むしろそういった塾としては効率の悪い指導方法を推奨していることに信頼さえ覚えた。

そして山田塾長との最初の面談を経てその信頼は確信に変わった。


山田塾長との初めての面談は、オンラインであった。

その面談の印象は、「圧倒的にフランク」であった。

私がそれまで経験してきた面談はどこまで行っても企業と就活生という構図が拭えなかったのに対して、山田塾長はあくまでも「山田さん」という個人として自分に興味を持って話を聞いていただいたように感じた。

おそらく話すべきではないことも話したような気がするが、それすら受け入れてくれそうな度量を感じたのは事実である。

私は「この方がトップに立つ塾であれば、他の講師の方々も接しやすいに違いない」と思い、東京での面接と模擬授業に臨んだ。

企業選びの条件の上位に人間関係が食い込む自分にとっては教室の雰囲気は重要事項だったが、予想通り物腰の柔らかい人が多く、安心すると同時に理念に沿った人たちが集まっているんだと納得した。


結果としては、初めの面談から約2週間ほどで内定をいただき、労働時間や給与、職場環境なども自分の理想のような会社に入社できたと思っている。

これは、視野の狭まっていた時期には考えもしていなかったことだった。

これを読んでいる方がもし塾業界や、就職活動自体に不安を抱えているのであれば、新しい領域に一度踏み込んでみて欲しい。

もしかしたら、自分の気づいていない自分の可能性が広がるかもしれない。

髙橋力斗


この記事が参加している募集

就活体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?