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痛いところが悪いところとは限らない

どこかが痛い時、そこが悪いとは限りません。
マッサージ治療院では、お話を聞き、触らせていただきながら
その方の身体のどこに問題があるのかを探ります。

例えば膝が痛い方
整形外科に行ってレントゲンを撮ってきたけど異常はありませんでした。
でも膝の中が痛くて痛くて歩けないんです。と。

膝のレントゲンに問題がないということは、関節や骨の状態に異常はないということ。そこから考えられるのは、神経痛。
膝に繋がる神経を考え、腰やお尻の状態を見させてもらうと
ん~ここかな、と気になるところがありました。

それからマッサージ治療を行うと、痛みは薄れ
次の日以降、痛みがなくなったとのことでした。

足の指が痛い方も同様に、腰からの神経痛を疑います。

痛いところが悪いところとは限らない
東洋医学には、そういう視野の広さがあるからおもしろいのです。

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という理論は、私たちにとっては当たり前のこと、でも
患者さんにとっては初耳だったり、ピンと来なかったりします。

痛いところが悪いわけではない、ということを丁寧にわかりやすく説明します。(もっと資料が必要かなとは思っています)
「あ~だから腰のマッサージをしてもらったのに膝の痛みがなくなったのね」と納得していただき、今後の身体の使い方や、生活で気を付けること、ストレッチや筋トレ方法などを指導させてもらっています。

間違った筋トレは余計に悪くしてしまうこともあるし、間違ったストレッチは、なんの効果も得られないということがあります。

見よう見真似って、けっこう怖いし危ないです。なんか変だな?と思ったら、やり方を見直したり、別の方法を探したり、身体をみてくれるところに行きましょう。

**以降を同日に追記しました…すみません


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