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ポジティブになれるよう前向きになっても、すぐに心が揺らいでしまう

一時期流行った?自己肯定感が高い/低い、というような言葉。
それに伴って、いかにポジティブがいいか?!みたいなことも流行っていたな~と感じています。

ポジティブになろう!と一次的に前向きになれたとしても、それが長続きはしなくて、すぐに気持ちが揺らいでしまうということはないでしょうか?

それには原因があるのです^^


自己肯定感という言葉が流行っていた時期は、脱・ネガティブ思考とか、ポジティブキーワードみたいなものもSNSなどでもよく流れてきていました。でもそういった情報で、『本当に前向きになった!人生変わった!Yeah!!』という方には、私はお会いしたことがない。。。

コメント欄などには、「刺さりました!」「勉強になりました!」「そうなれるよう頑張ります!」などなど書いてあることも多いのですが、それって一次的で長続きすることは少ないと、これまでご相談に来た方や受講生さんを見ていて思うのです。

書いてあることはもちろん心に響く言葉だったりするので、それ自体は素晴らしい情報。でも、長続きするほとの効果がないのはこんな状態だからです。

それは、


【草だらけになった庭に一生懸命タネを蒔いて、お水をちょろちょろとあげている。】

そんな状態です。

*草=これまでの悩み、モヤモヤ、コンプレックス、今までの体験、記憶、知識、感情で生まれるモヤモヤや生きづらさなどなど。

*タネ=ポジティブワード、やってみたいこと、希望や夢、憧れ

*お水=意思、継続力、全体的なパワー



イメージがわくでしょうか?

草だらけの庭にいくらいいと言われる種を蒔いても、根が伸びて花を咲かせるだけのスペースもなければ土には余力がありません。もちろん育つ栄養もないのです(雑草の生命力は強いですから)。
そして、肝心な栄養となるお水もちょろちょろでは栄養不足です。

つまり、心の根っこがガチガチに力が入った状態で、何かを吸収して消化できるほどのスペースも余力もないにも関わらず、一生懸命ポジティブワードややってみたいことなどを入れてしまっている状態なのです。


もちろん最初はいい感じなのですが、これが落とし穴。


スペースがないので、根が伸びない。芽が出ても伸びてこない。
これまでのことでパワーを使っているので、新しいことに慣れるまでの余力がない状態です。

結果、何だか最初だけ心がワクワクしたような感じで、数か月もしないうちに疲れてきて段々と元に戻ってきてしまう。。そんな自分がイヤになってしまい、もっと違う方法を探しては試すの繰り返し、このループになってしまっているのです。


ご自分では一生懸命やっているのに、なかなか変われないって・・・

日常の仕事、家庭のことなどあるなかでのことなので苦しくなった状態で、ご相談にいらっしゃる方もいます。


ではどうすると良いでしょうか?

一番は、ポジティブになる必要はない。

という認識を持って頂くことです^^

苦しい時に無理にポジティブワードで自分を鼓舞しても、それはあなた自身があなたの感情を否定しているのと同じことになります。


感情は否定をされ承認されないと、モヤモヤしてきて悲しくなったり苦しくなってきてしまったりするので、自分の首を自分で締めている状態なんですね(涙)。

だからまずは、ポジティブに無理になる必要はない。
感情をそのまま「そうかそうか」と寄り添ってみるのです。

どうしてもお仕事や家庭の中で明るく振舞わなければならない時(ありますよね^^)は、その時だけ集中し、終わったらご自分の感情を確かめてみましょう。


ツラかった、苦しかった、泣きたかった、こんな自分がイヤだな、上手くいかなかった・・・・

色々出てくるかと思いますが、そのままわいてきた感情に対して「そうかそうか^^」と言ってあげるのです。


まず、それを日常の中で繰り返してみるのはどうでしょうか。

そして可能であれば、あなたの心の根っこをゆるめる=草を取り除き、どんなタネを蒔いても花が咲いていくような土にしていくということをしていくのです^^

お時間は必要になりますが、これからの人生、あなただけの花を咲かせ実をつけていく大切な一歩二歩になるのでは、と私は考えております。


ポジティブになるのが善しではありません。
あなたの心が心地よくゆるんでいく日常を作ってみませんか^^?

今日もあなたの心の根っこがゆるむ、そんなキッカケになりますように。


心の根っこをゆるめるカウンセラー
岡田聡子



心の根っこをゆるめていきたい方、今日の内容をもっと日常で実践できるようになりたい方はこちらをチェック

これからの人生、
あなただけの花を咲かせ実をつけていく過ごし方になりますように^^


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