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カウンセリングさえ受ければ、心の状態は変われる?
「カウンセリングを受ければ変われると思っていました」
これは、心ゆるび講座の受講生さんが講座後半や修了時に仰る言葉です。
実際は、カウンセリングを受けるだけでは変わっていかない。
一時的に心の状態が軽くなったり、楽になった感じはあるかもしれないのですが、根本的にはどうでしょうか?
その方の心の根っこにアプローチしたり、受けるご本人も考えたり取り組んだりと【双方がタッグを組んで】いくから、人生が変わるような状態になるのだと、私は考えております。
とはいえ、できればご自分一人で抱え込んで追い込む前に心の専門家に出会えれば、ガチガチに力が入った心の状態をゆるめていけます。だからカウンセリングは大切な一歩です。
ところが、心のカウンセリングは特別のものではないですが、日本ではまだまだそのハードルは高いのが現実です。
我慢すること、弱さを見せず微笑むことなどが日本ではどこか美徳とされ、現代まで継承されてきていますよね。
もちろん我慢して踏ん張ることで学ぶことや身につくこともあります。そこを乗り越えていくから、強くなれることもあります。
ただ忘れてはいけないのは、
我慢しすぎることや、強くあらねば!と踏ん張りすぎてしまうと、心に負荷がかかりすぎてしまうということです。
心の負荷が大きくなりすぎると、無気力になったり、思考力が働かずぼーっとする・集中力が低下したり、何もしなくても涙が出たり、起きられない/眠れない、など日常生活に支障がでるほどの症状が出てきます。
日常生活に支障が出てからでは、日常生活そのものを回復すること、社会復帰をすることもとても時間がかかります。
復帰の際の不安感も増大しやすいな、と感じております。
それなのに、日常生活に支障が出るほどの症状が出て初めて、「もう限界だ・・・」となり、会社・学校を休んだり、受診をして診断を受けたりというケースが多い。
または自ら命を絶ってしまう、というケースに発展してしまいます。
我慢が美徳なんて、心を崩壊したり人の命がなくなるのなら、何も美徳ではありませんよね。
たった一度の心のカウンセリングだけで、根本的なところまで心の状態が変わることはないです。
でも、その時の苦しみ・辛さ、現実から消えてしまいたい・・・
その心の状態からは解放されます。
いまある苦痛から解放されて、ガチガチになった心の状態が少しゆるんできたら、根本的なアプローチ(=思いクセ、行動のクセ、気が付いていない記憶や感情など)をしていくのがよいのではないでしょうか。
時間は必要になりますが、これからの人生があなたの望む時間になっていきます。
うまく使い分けをして、
あなたの心の根っこをゆるめていってほしいな、と思います^^
心の根っこをゆるめるカウンセラー
岡田聡子
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