日本の20代,資産額の現状 #3
皆さんは自分の貯蓄額が,世間と比べてどの位置にいるのか気になりませんか?今回は私と同世代の20代の貯蓄額についてみていきます.
20代の貯蓄額
日本の20代の貯蓄額
皆さんは20代の時,いくら貯金していましたか?20代は学生から社会人になりまとまったお金を初めて手にするときですよね.活発な時期なので,貯蓄よりも趣味や飲み会に使った,使っているという人も多いでしょう.
20代の貯金額の平均と中央値はこのようになっているそうです.
一般的に現実値に近いとされている中央値を見てみましょう.
ご自身と比較してどうでしょうか.単身世帯で5万円ということは貯金が0という人が一定数いるということですね.
では20代の貯蓄額分布を見てみましょう.
0~100万円未満の割合が6割を超えてますね.20代で100万円以上貯蓄がある方はかなり優秀と言えるでしょう.
アメリカの35歳未満の貯蓄額
ここでアメリカと比較するとまた景色が違って見えます.
下のデータはアメリカ人の貯蓄額データですが,1ドル=130円で計算すると35歳未満の中央値は144万円以上(2016年)になります.
アメリカでは子供のころから親や学校から金融教育がなされており,資産形成の考え方が備わっていることが一つの要因と考えられます.
貯蓄についての考え方
貯蓄についての考えは人それぞれです.今を大事と考え,貯蓄にお金を回さないこれも立派な考え方です.しかし長い人生,現在の収入や状況が続くとは限りません.会社の倒産,急な病気など様々なリスクがあります.今一度自分の人生設計と照らし合わせて,貯蓄について向き合う良い機会になればと思います.
まとめ
今回は20代の貯蓄額について見ていきました.私が社会人になったころは丁度新型コロナウイルスが蔓延しだし,外出もろくにできなかったため自然と貯蓄に回りました.(^^;
データを客観視して,ご自身の状況を振り返ってみてはいかがでしょうか.
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