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資産運用を始めたきっかけ

社会人2年目から私は資産運用を始めた.そのきっかけとなったのは「投資の大原則」という本に出合ったことだ.

これまでの「投資」に対する印象

投資は,自分には関係のない遠い世界で行われているものという感覚でいた.投資は危険,銀行預金が一番確実に資産を守ってくれると教わってきた.学生の頃の貯金額はしれていて投資に回す余裕もなかったし,毎日がそれなりに楽しく少額ながら自由に使えるお金を持っていることに喜びを得ていた.
「投資」それは知らなくても良い遠い世界の言葉だった.

資産を認識する

社会人になり,まとまったお金が毎月入ると,「お金=資産」という考えを持つようになった.当時地方で一人暮らしをしていたため,交通手段として車を購入した.お金が車というものに変わった.車は私にとって移動の自由や生活の質改善をもたらし,払った金額以上の効果(価値)を感じた.これが「資産の力」なのかと.「資産=>大事」

資産を育てたい

資産のありがたさを感じるにつれ,資産を育てたいと思うようになった.そこで本屋で「投資の大原則」という本を手に取った.「資産形成の第一歩」

「お金がお金を生んでくれる」資産形成のすさまじいパワーを感じ,とにかく長期間市場に居続けることが重要なため早速証券口座を開設した.

資産形成の第一歩

私はお酒やタバコは吸わず,物欲もそれほどなかったため,すでに生活防衛資金はあった.余剰資金で毎月「積み立てNISA」を3000円積み立て,4か月間続けてみた.少額かつ一日一回しか更新が行われないのに,暇があれば運用成績を確認していた.ただこの時は,不安というよりは,わくわくや興味が強かった.10月から積み立てを開始したため,この年は6000円のみしか投資できていなかったことに今振り返ると呆れる.(満額積み立てしていなかったため)

投資の勉強と感覚

FPの資格をもっていたこともあり,税金や保険については多少の知識があった.でも投資はまず少額からやってみることの大切さを身にしみて感じた.アメリカの利上げと為替の関係がまだ理解していなかったころ,王道のインデックス投資の裏で,アメリカ企業の個別株を少し買ってみた.当時はまだ1ドル=115円台だったが,その数か月後見る見る間に円安となり,株価はあまり変わっていないのに含み益が出た.少しビビった.少額ながら日々上下する値動きは,見ていることしかできず,何か悪いことをしているかのような感覚があった.
このような気持ちを抱えながら生活したくないと思い,株の値動きの原理や,市場の仕組みについて情報を収集するようになった.たまたまあの時含み益だったが,損失だったらとっくにリタイアしていたかもしれない.
投資は人生の豊かさを生んでくれるが,無知と周りの雰囲気がもたらす
”のり”は危険.

これから

この先も資産形成は続けていく.ただし,目先の利益やSNSなどに流れてくる資産○○達成!は気にしない.自分のペースで続けていく,長く市場に居続けることが大切だからだ.もし,投資や資産運用について興味がある,または誰かに背中を押してほしい人は是非この本を手にしてほしい.



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