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もうすぐ新学期。さぁ東京へ!

こんにちわこっさんです。
東京に上京して20年が経とうとしています。
20歳の誕生日を目前に東京の田舎方面へとお引越しをしました。
右も左もわからずに上京。色々苦労も感じました。
今日は地方育ちでついに上京だ!という方に向けてお伝えしていこうかなと思います。
なんていったって私はしくじり先生ですからね。
反面教師になってもらいたい思いが強いです笑

家賃と電車代。

スマホの無い時代。母と高田馬場にある不動産へ。
「家賃は3万5千円以内でお願いします。」
と、酷な注文をしたと思います。

私は大体の相場も知らず、無知人間。PCもない家でした。
流石に今の時代はスマホというドラえもんまでは行かなくとも便利なアイテムが存在するし、アプリがあるしもっとスムーズに物件探しが出来ている事でしょう。

東京のどの辺に住みたいか。
が重要になってくるでしょうね。
憧れの街にする?
会社が近い街にする?
電車をどのくらい利用する?どれくらいなら乗っていられるか?40分?1時間?
私の場合はとにかく家賃で決めたので畑のある豊かな町に決まりましたけど。やっぱり少し後悔している部分もあり。

私が選んだ役者などのお仕事を希望する者は基本的に毎日通勤はありません。
仕事が月にどのくらい入るのかもわからないし、全く職種の違うアルバイトで生計を立てていくわけなので、自由と言えば自由だけど。
アルバイト先を目指して電車に乗る訳ですね。
家の近くor事務所(稽古場)の近く
で働くのが一番多い答えかも。

生活費どうする?

家賃、光熱費、スマホ料金、国民健康保険、年金。そして食費。
親身になって教えてくれるご両親がいれば安心ですが、まれに何も教えてくれない親もいます。(つまりうちの親ですけど)
どのくらいあれば最低限生きて行けるのか。
もちろん人それぞれ価値観は違いますが。
よくまあ今も東京で生きてるなぁ。と思います。
あの頃は勢いだけで生きていた様なものなので本当に「お子様」だったんだと振り返ってはやり直したい~~って思います。無知すぎました。

芝居の稽古の時にコーチに「こっさんは今月稽古の費用払えないんだって?」
と聞かれ「はい。厳しいです」
と答えました。
それくらいお金のやりくりも下手くそでした。
でもやっぱり辛いというか切ないというか、微妙な思い出として心に閉まってあります。
何回か親にHELPしましたが、実家もカツカツすぎて仕送りなどは一切してもらえませんでした。
親も何処かでどうせ実家へ戻ってくると思っていたんでしょうね。

削れるところは食費くらいなものでしょうけど、体を作るのは食べ物なのでそこは絶対に妥協しない方がいいと昔の自分に伝えたいです。

アルバイトの選び方

当時の私はめっちゃテキトーに決めました。
家の近くのホームセンターで面接をしましたが、折り合いがつかず断念。
帰り道にあったコンビニが目に入り、
「コンビニは経験あるからいいか」
という安直な考えで入りました。
ですが、大変助かりました。
本当に田舎すぎて他に働く先もなく、オーナーさんが大学卒業後にコンビニをオープン。
とても優しい方で、シフトは二人体制にも関わらず私のような「役者」という一般的には扱いづらい人間を受け入れてくれたのです。
「明日オーディション入ったから」とか「明日は何時に仕事です」とか
突然の予定ばかり。大変迷惑をかけました。
今考えると申し訳ない。
私以外にも声優の卵とか音大に通っている子とかいて、もともとオーナーも芸術系が好きだったこともあったんでしょうけど、私達的には大助かりな職場だったと思います。
いいご縁だったんだなと。感謝しかありません。

でも本当はもう少しきちんと選ぶべきだった。
人数が多く、シフト交換しやすい職種を選ぶべきだったなとも思います。
バイト仲間に負担をかけすぎてしまうのは申し訳ないし、あまりにも休み過ぎてその後働きずらくなる可能性もある。生活費を稼がせてくれている場所は大切にしたいものですよね。「自分が稼いでいるんだ」だけじゃなくて、働ける場所があるからお給料をもらえるわけだし。
そんな事若い頃には気が付かなかった。

バイトを選ぶ時に重要だと思うのは精神が病まない仕事にする事。
バイトは本業ではありません。そんなのは重々わかってはいましたが、どうせなら自分を生かせる仕事、楽しく働ける職場が一番良い。
よく役者や声優が働いているというコールセンターはメンタルが繊細な方はおすすめしません。
発信ももちろん受信も。発信したら迷惑がられ、受信したら罵声を浴びせられるお仕事。
人の感情をもろに受け取ってしまう人間には酷です。
コールセンターは勇敢な人間に向いているお仕事だなと思います。

配達センターなどの派遣のお仕事は黙々作業なので、合っている人も多いかも。
でも派遣バイターのプロも存在するので、仕事が回ってくるのに競争率が激しくて仕事が取れない日もあります。(待機と呼ばれる時間もあって電車代しかでない・・時間勿体ない)

遊園地のアトラクションスタッフは役者には一番おススメ。
セリフ付きのキャストは勉強にもなるし楽しく元気にお仕事出来るでしょう!

生活費を稼ぐためにほぼフルで勤務する場合は環境がもっとも大事です。
イキイキとした職場に入りたいですね。いつの間にか目的の方向が曲がってしまうのだけは避けたいです。
いつの間にかバイト社畜になってたーなんて笑えません。

新生活はワクワクします。私の場合はホームシックが激しくて一週間涙が止まらず体に蕁麻疹が出来る程の拒否反応が出ましたが、それでもいつしか適応出来る様になりました。
それはなぜか
それは新しく出会った友人たちと一緒に頑張れたから。
人はひとりでは生きていけません。
誰かとコミュニケーションして笑い、楽しく生活出来るからこそ生きていける。
友人と生きている。
まあ、時には裏切られたりもする可能性もありますが、人生は長いですし
新しい出会いは何度も訪れます。
今はスマホでもコミュニケーションの取れる時代ですし、誰かの元気そうにしている投稿を見ると自分にも元気をおすそ分けしてもらえる時代です。
友人を大切に。そして自分を一番大切に。
真っ直ぐに自分の好きな事に突き進んで行って欲しい。

どうか、
好きなお仕事で楽しく働ける人が沢山溢れる世界になりますように。

ではでは今回はこのへんで~





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