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「推し」に出会えるオープンダイアローグカレッジの魅力①

一般社団法人オープンダイアローグ・アプローチ研究会FLAT理事コッシーとして、「激推し」案件のご紹介です。

学びの領域で「推し」というのは少々不謹慎?不適切な表現かもしれませんが、でも、「推し」です!

そもそも「推し」って元々はアイドルグループの中で、一番好きな応援したいメンバーを指す「推しメン」が由来だそうですが、最近は実在する人物(アイドル・俳優・スポーツ選手等)だけでなく、漫画・アニメ・ゲームに登場する2次元キャラクター、鉄道や建築物や仏像等々、愛好する物事、熱意を持って取り組んでいることはすべて「推し」と言えるような「推し」概念の拡張が進んでいるようです。

実際に令和4年度の文化庁「国語に関する世論調査」では60代で40.8%,70代以上で26.4%の方が「推し」という言葉を使うことがあると答えていて、全体でも約8割の人が「推し」という言葉を使われても気にならないと答え、「推し」は身近なものになってきているようです。

更に!パナソニック調査(2022年4月,20〜50代女性対象)では「推し活」をする女性の92.2%が「人生が変わった」と答えていて、「推し活」を通して楽しみや活力、幸せ、癒やしなどを得ている状況から、メンタルヘルスとの関連についての学説も出ているほど、「推し」って「推し」です笑笑

そこで2024年4月開講オープンダイアローグカレッジの推しポイントについてです!

(あれもこれも・・・どれだけでも語りたい「推し」。全てを一度に語るのは諦め、できるしこ※熊本弁:無理なく自分の歩幅で、シリーズで語ります)

この講座では、オープンダイアローグだけでなくその周辺にある学びの提供と一方的な講義ではなく、対話的にその場で紡ぎ出されるもの、講師の方、その方自身にふれられるような体験を大切にしています。

複数の講師がその場で声を重ね合うライブであり、私たちFLATがリフレクティングしたり(お話から感じたことや更に聞いてみたくなったことを話す)やチャットの声を重ねたりすることで対話的に紡がれる学びの場なので、思いもよらなかった展開が起こり得る・・・その予想できない学びに遭遇できることも醍醐味、「推し」です!

実は過去12回の開催では毎回「神回だった!」という感想を誰かしら呟くほど、偶然の奇跡が起こる気がしています。

#「偶然の奇跡」推し!

実は第一回4月9日開催の「中井久夫さんの視点から学ぶオープンダイアローグ哲学」にご登壇いただく斎藤環さんと植村太郎さん、このテーマをこのお2人が語る場自体が偶然の奇跡!

実は、植村太郎さんにご登壇をお願いした時点では太郎さんが中井久夫さんに薫陶を受けた方とは全く存じ上げず・・・
NHK「100分de名著 中井久夫スペシャル」講師として出演された斎藤環さんとの対話にますます期待が高まっているところです!

#中井久夫さんの視点

(統合失調症研究の第一人者・「風景構成法/絵画療法」考案・文筆家として多くの著書・阪神・淡路大震災では被災者の心のケアに尽力)
環さん、太郎さんの言葉で存分に語っていただきたい!

「誰もが病気になりうる存在であって、自分たちにも統合失調症の人たちが示す症状が一過性でも起きることはある。だから治療にあたっては症状よりも患者の健康な部分に光を当て、そこを広げていけばいい。慌てずに患者を見守っていなさい―。」この疾病観はどれだけ医療者の意識を転換させ、患者やその家族を勇気づけただろうか。

中井久夫 人と仕事 / 最相葉月(著)

「まず、被災者の傍にいることである。それが恐怖と不安と喪失の悲哀とを安心な空気で包むのである」

災害がほんとうに襲った時 / 中井久夫(みすず書房)

例えば「こころのケアセンター」の相談室。部屋にはいすがあるが、「目線を対等に」という中井さんの考えから、医師用と患者用は全く同じものを使っている。医師のいすには背もたれがあり、患者は簡易ないす―そんな見慣れた風景はここにはない。

 相談室の壁も「黄色は落ち着くから」と、ほんのりと黄色い壁紙が選ばれた。患者を見つめる優しいまなざしがそこにある。

2023年1月15日付 神戸新聞朝刊より

#薫陶を受ける

太郎さんと中井久夫さんとの関係を表現された言葉ですが、「薫陶」とは香をたいて香りをしみ込ませた土をこねて形を整え陶器を作るという意味で、そこから人徳、品位など良い方向に影響を受けて、導かれることを「薫陶を受ける」と言うそうです。◯◯を学んだ、教えていただいた、にとどまらない深い何かがそこには含まれている感じがあり、中井久夫さんから直接、または間接的に薫陶を受けた太郎さん、環さんから何が紡がれていくのか?ぜひ、一緒にその香りに燻されましょう!

オープンダイアローグ・カレッジ2024前期申込について

リアル参加(実践練習会付)申込の方はこちら↓ ※アーカイブも見れます!

アーカイブのみでご参加の方はこちら↓

すでに1000回以上再生されている、斎藤環さんと植村太郎さんの未来会議(無料)

ではでは、また〜


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