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「ぼくに何かできないかな」小6息子の言葉で気づいたこと
1年ほど前に突き指した親指が、時々痛むことがあります。
なんとなく小6の息子にその話をしたら、息子はぽつりとこう言いました。
「ぼくに何かできないかなぁ。」
えっ?そんなふうに思ってくれるの?とびっくりしました。
意表をつかれる言葉でした。
そして胸がいっぱいになって幸せな気持ちになりました。
自分のために誰かが、心配してくれたり、何かしてくれたり。
考えてくれたり、助けてくれる。
そう感じられたとき、こんなにも幸せな気持ちになれるんだなって、改めて気付かされました。
そしてこんなことにも気づきました。
私は、目の前にいる家族に対して「自分に何かできないか」なんて、考えていないな、と。
それどころか、もっと私のこと考えてよ!って望んでばかりでした。
それなのに、この子はいつも「自分にできることがないかな」
そう考えて行動しているのです。
私も、母として、妻として「自分にできること」を今一度じっくり考えてみることにしました。
子供に教えられることはたくさんあるなぁ。
息子の成長を感じながら素直にそう思った母でした。
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