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新型コロナ感染症とお産の選択

新型コロナウィルス感染症の影響が至るところに出ていますが、妊娠や出産にも大きな影響が出ているようです。
里帰りしての出産が難しくなったり、妊婦検診の回数が減ったり、産後の入院期間が短縮されたり。また出産時の家族の立ち合いは1人までといったこともあるようですね。

そういった大変な状況ではありますが、妊娠や出産について改めて考える機会になれば良いなと思います。

私は以前から出産できる場所は病院の産科だけではなく、助産院や自宅出産という選択肢もあると考えてきましたし、患者さんなどにもよくそういった話をします。

病院での出産が当たり前になってまだまだ50年くらいではないでしょうか。それまではほとんどが自宅で出産していました。
もちろん医療的なサポートが必要な場合もありますが、それはごくわずかです。たいていは何事もなく自然に生まれてきます。

心身ともに落ち着ける場所で家族に見守られながら出産することは何事にも代えがたいことではないでしょうか。

ただ何を求めるかは人それぞれですし、また思った通りにいかないこともあるでしょう。しかし、そういった選択肢もあるということを知って頂いた上で、ご自身にとって1番良いと思われる方法を選んで頂きたいです。

京都で出張専門の開業助産師さんとして長年お仕事をされている海(まある)助産院の宮川友美さんは今秋、左京区の聖護院に入院分娩もできる助産院を開設される予定です。
とても親身に相談に乗って頂け、的確なアドバイスもして頂けます。

こういった助産師さんや助産院という場の存在をもっと広く知って頂けるようになればと思っています。

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