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【ブラックメール】2009 10 17

最近ですが、テレビで、新しい
『振込み詐欺』が現れ始めたという内容に、
目が止まりました。



『新型インフルエンザ詐欺』

声がインフルエンザで変わったと偽って騙す詐欺。



または
『振込まれ詐欺』…

口座に身に覚えのないお金が振込まれていて、利子を請求されるという内容です。




騙されないと自信があるはずなのに、騙されてしまう…。



最初の声が変わったなんていう詐欺の話をきいていると、


子供達に、よく読んであげた絵本の…

『狼と七匹のこやぎ』を思い出してしまいます。



騙されてしまう理由のひとつとして、

家族、身内が危機的な状況に陥っている声を聞くと、

どうしてもその訴えを、すんなり聞き入れてしまうようですね。



実は私もそうでした。




詐欺にはあってはいませんが、



どうしてもどうしても、
身内の関係で悩む事がありました。

例えば、『あなたと私の仲じゃない』



『今まで、こうしてやって来たじゃない』



そんな言葉をかけられたわけではありませんが、
意味的には、似たような言葉はありました。




『あなたがそうしないと、私が苦しい思いをするんだから!』







たまたまNHKで、色んな精神的な苦しみを味わった方達の
番組を観ました。

ボクシングの内藤大介さん、
梅宮アンナさん、
サンプラザ中野君さん、
その他の芸能人の方など…


色んな悩みを抱えてた人達と
電話での話しあいをしていました。


その中で、恋人の彼氏や、
親の期待に応えようとして、
応えられない自分自身に苦しみ、

鬱病やリストカット、拒食症、
劣等感…
様々な精神的な問題を引き起こして、

体を蝕ませてしまう人達の声を聞きました。


相手の望む人になれなければ、愛されないし、価値もない…。

虚しくなってしまいますね。



でも、誰も自分の愛する身内が、そんな風になる事を望んではいないのに、何故そうなってしまうのでしょう…。





1997年、クリスチャンになったばかりの私は、どうしても、
どうしても身内に関わる悩みが、
毎日、心を重くしていました。



悩んでも解決にならないから、時間の無駄にならないよう、
明るく考えて、

気持ちを切り替えていたつもりなのですが、


でもやっぱり

どうしてもその身内関係で、
苦しみ、
何だか身も心も、奴隷になった気持ちにさせられてしまうのです。



対した事がないはずなのに…。



クリスチャンになっても、この重たい荷は、どうしたら良いのでしょう…


(イエス様、どうしたらいいのですか?助けて下さい!
対した事のないものでしょうが、何だか圧力を感じて苦しいのです…)




私はそう心の中で叫び、
祈りながら、
図書館の本棚の間を、

ただ、急ぎ足で通り過ぎていました。



すると、



並べられている本の文字が
車で走った時の並木のように、流れて見えませんでしたし…。

そして、


見る気もなかったのに…




何故かひとつだけ凄いでかい
文字で、




『ブラックメール』と、




見えたのです。




何メ-トルか進んだ時、ふと、
気になって、


私は




戻ってその本を手に取ってみました。



その本の内容は、





なんと、

私が今、直面している、苦しく感じている内容そのものが、


どういった存在のものであるか…という事が
詳しく書いてある本だったのでした。



正直驚きました。




その本を神様が知らせたのなら読んでみたいと思い、

私は聖書を基準にしながら、神の御心を求めつつ、

読んでみたのです。






『ブラックメール』








それは…身近な人を喜ばせる為に、または、見えない圧力をかけられて、つい無理をしていたり、


自分の行動が、パターン化してしまっているところに、

愛という名の脅迫状…
『ブラックメール』
によって、あやつられてしまうのです。

健全な人間関係を築き直す為に実践的な方法も書かれた本です。

夫婦関係、親子関係、恋人関係、友人関係…職場関係…



人は何故、大切な人に
『ブラックメール』を突き付けるのか…。


あとがきの中で…


著者はその根底に幼いころからの育てられ方が原因で、
『心的外傷』がある
場合が多い。

それを認めたうえで
いたずらに過去にこだわるのではなく、
現在の時点でできる事があるはずなので、
今の現実をしっかりと見つめていく事



それによって、健全な人間関係が取り戻せることが多いといいます。



また、具体的には、一線を引きながらの方法…、


相手の無意識なる言葉で操られないよう、相手のタ-ンテ-ブルにのらない事。
です。



私は、神様の御言葉と照らし合わせてながら…




気付いたのでした。



聖書は、全て、このブラックメールという本に関わる事が、

書き尽くされていると感じました。

主を知れば、知るほど
『ブラックメール』を、無意識に恐れたり、奴隷の身になる事もないと感じたのです。




『ついに、私たちがみな、信仰の一致と神の御子に関する知識の一致とに達し、完全に大人になって、キリストの満ち満ちた身たけにまで達する為です。

それは私たちがもはや、
子供ではなくて、人の悪巧みや、人を欺く悪賢い策略により、教えの風に吹き回されたり、波にもて遊ばれたりすることがなく、

むしろ、愛をもって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらになるキリストに達することができるためなのです。』





『またあなたがたが心の霊において新しくされ、真理に基づく義と聖をもって神にかたどり造りだされた新しい人を身に着るべきことでした。』



『神のことばは生きていて、
力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通し、心のいろいろな考えごとを判別することができます。』



私は何度も何度も祈り、
何度も何度もブラックメールを発信する相手に対して、


神様の御言葉と、ブラックメールの本(NHK出版)に書かれた具体的な方法…


例えば、相手の要求を聞き入れる前に、自分も条件を出すなど、
相手のタ-ンテ-ブルにのらない事、

私の性格を知られているので、精神的に弱い部分をついてくる場合も、神に祈りつつ、
実践しました。


また
自分の生い立ちを見つめ直して客観的に見た時に、

何故同じようなタイプの人に、ブラックメールで苦しむのか…どんどん見え始め、


過去は変えれないので、

今の自分がどう対処していくか、少しずつ訓練していきました。



そのうちに、いつのまにか、
重荷が軽くなって来ている事に気づかされたのです。


そんな中でも、今も身近な関係という中で、
色んな悩みはあります。


きっと、
無くなる事はないでしょう…。


、身近だからこそ、言いにくい事、無理してしまう事、

そんな事はたくさんあると思います。

また、
『エモーショナルブラックメール』




『こうしないとこうしてやらない』



心理操作をされてしまう事は、
これからも生きている限り、
受けたりし続けると思います。

またはうっかり子供に与えてしまうかもしれません。

可哀相です。



そんな中、毎日、イエス様の霊と共にいきる事が…




いかに大切かと思わされるのでした。







『どうか父が、その栄光の豊かさに聞き従い、御霊により、力をもって、あなたがたの内なる人を強くしてくださいますように』




私達は罪人です。不完全な者です。自己中心な者です。


だから気づかない間に、
誰かを傷つけたり、
傷ついた人がまた、無意識に
『ブラックメール』を発信してしまいます。


ですが、


内なる人を、あなたの愛で、
強くして下さい。


そう、


神様に祈る人生であるならば…

『ブラックメール』にも
愛を持って、







対応出来ると信じているのです…。











きっと…。


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