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海外で小学生のオンライン学習の現実


家にいることが多すぎて、ここがアメリカだってこと一瞬忘れる。

コロナを理由に英語の勉強もストップしてる。

(なんの理由だ。)

なんなら日本に帰ることばかり照準合わせてる。


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9月から子供の学校(現地校)が再開する。

せいぜい再開しても週2、3日の登校だろうと予想していたが

まさかの週5日、対面授業。

強い。

もちろんオンライン授業も選択可能。

つまり親は、

週5日対面授業でいくのか

週5日オンライン授業でいくのか

選ばなければならない。

究極の選択。

withコロナの時代を理解しなければならない。

でもここはアメリカ。

ニューヨーク。

不安だ。

いまは感染者数も低水準をキープしているが、

これから学校が再開されたらどうなるか。

誰も先のことなんてわからない。

ましてやウイルス。

アメリカで一足先に再開された学校でクラスター発生のニュースも見た。

新学期一日目で学校閉鎖したところもあるそう。

ますます悩む。

コロナもそうだが、それに加えて懸念していることがある。

それは、

第二言語の親+家でオンライン学習=うまくいく?


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暗雲立ち込める自由の女神…

思い返せば3月のロックダウン。

とにかく宿題が大変だった。

ここで我が家の子供達の学年を補足。

上の子☞小5(現地校ミドル6th)

下の子☞小1(現地校エレメンタリー2nd)

上の子に関してはオンライン授業にしても

宿題にしてもノータッチ。

(できてるかどうかはおいといて…)

問題は下の子。

オンラインで行う先生とクラスメイトとの授業に関しては

まあ、なんとか受け身でついていってた。

しかし宿題がやばかった。

対面授業で消化されるべき内容をオンラインで学び、

さらにそれを宿題でフィードバック。

親子ともども、あまりにもそれは負担がでかすぎた。

朝から夕方まで宿題をこなす日もあった。

アメリカは先生によって宿題の量も授業の質も違うのだが、

オンライン学習に至っては、先生の教育スキル以前に

パソコンスキル。

あの緊急ロックダウンで何人の先生がオンライン学習を

成功することができたんだろう。

で、我が子の先生はというと、

オンライン学習成功ってことになる。

だからある意味、我が子はいい先生にあたったってわけだ。


朝が来るたびに今日の宿題どんなもん?って

ビビッてたなー笑

時間に追われ、課題に追われ、

子どもは駄々をこね、わたしはキレ笑

第二言語という身に甘えて、半ば逆ギレ状態で

とりあえずやって、提出!みたいなそんな日々が

3か月続いた。

Writingとか地獄だった…

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もはやこれは誰の宿題?


子どもがわからないならありのままで提出したほうがいいのでは?

と提案したものの、白紙で出すことは断固として拒否だった我が子。

わたし:なら自分で考えろーー!!

子ども:できないーー!!(ガン泣き)

わたし:じゃあ白紙でだせーー!!

子ども:できないーー!!(発狂泣き)

の無限ループ。

自分でできない課題は親がやるのを待ってる。

いつのまにか宿題を一緒にやるのが当たり前になっていた。

まだ小1なんだから、って何度も自分を納得させたけど

どうにもこうにも苛立ちが隠せなかった。

子どもにというより、自分に。

子どもの宿題で改めて露呈する

自分の英語のできなさ。

(Google翻訳があって本当によかった…)

こっちの宿題ってなんかこう、日本のと違う。

例えば「物語をつくりなさい」って課題だったら

なにか問題が起きたとして、それをどう乗り越えたかを学べる話にして

とか。

それ小1で考えられる!?!?

ああ、神様。苦労は買ってでもしろってことですね。


そんなかんじで、我が家のロックダウンは逆ギレロックダウンだった。

誰にもぶつけられないこのつらさ。

第二言語の家庭がオンライン授業を受けるってそういうこと。


9月からの学校どうするのか問題。


正解なんてあるの?

対面授業にしても、オンライン学習にしても

どちらを選んでも不安だよ。

だけど、親の不安は子どもに伝染するから

なるべくゆっくり、丁寧に、対面でいくのかオンラインでいくのか

説明していこうと思う。


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