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ここのね保護者の声

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ここのねに子どもを通わせている保護者の想いを綴っています。
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#リアル不登校兄弟の備忘録

子どもの不登校における社会的保証ついて

今日はスタッフこうちゃんが大分県議会の議員さんに請願をしにいってくれるとのこと。なにか伝えたいことがあれば一緒に精一杯伝えてきます!とのことだったので、いまの境遇などについて改めて考えをまとめてみることにした。 義務教育とは国民が共通に身に付けるべき公教育の基礎的部分を、だれもが等しく享受し得るように制度的に保障するものである。とあります。 また、義務教育には,憲法の規定する個々の国民の教育を受ける権利を保障する観点から、個人の個性や能力を伸ばし,人格を高めるという側面があ

半径5mの会話

今日は、オルタナティブスクールでピザづくりの日。 なんとお呼ばれして小春日和の中ピザをいただいた。 手打ちうどん、てごねパン、手作りハム…こんな言葉、 【手】を介してつくられるものは、こんなにもあたたかい。 この雰囲気は間違いなく人が創り上げている。 ふと気づいたら、ここでの会話はこうだった。 ここにはいない、旦那さんはどんな人だ、の性格の話。 ここがテラスになったら素敵!という夢ある話。 行政との連携チャレンジという世の中の学びの話。 子どもがこうだったよ、という

ろうそくを吹く息は、2人とも力強かった。

4月からの、オルタナティブスクール通学できるかどうかの合格通知がきた。 大人からすれば、ホントは形だけ。 改まって、振り返りや思いを確認し合う場所。 子どもからすれば、合否のある、自分を表現する場所。 チャンスであり、ドキドキである。 面接は思った以上に兄は話した。 思った以上に妹は恥ずかしがった。 合格通知のメールが届く予定の夕方。 妹はそわそわ。 「合格じゃなかったら…」と。 兄は言う。 「俺はやった。心配ない。」 妹は、自分を出せなかったという経験。 こ

犬派か、猫派か。

忠犬はいても、忠猫はいない。 どちらがいい、悪いはない。 もしかしたら公立校に行く子は犬派。 言ったことを忠実に守る。 うちの子たちは、猫派。 気分で追いかけ、気持ちで動く。 性格はあれど、猫に犬のできる事を強要はしない。 ふと、猫だと思えばストンと腑に落ちた。 今まで興味なかった猫の性格も気になり始めた。 そして娘はねこカフェでこのネコちゃんをとても気に入った。 動物に自分からはじめて興味を持った日。 個性は、そもそも種類がちがうところから気付くことかもしれな

スタッフのストーリーを聞いた日。

こんばんは!今日は本当にお疲れさまでした。 毎日毎日言霊を発していて、それを今回は大人のたくさんいるところで、となるととても力がいったことだと思います。 今までのストーリーを聞けて、私は特に、行ってよかったなーと思いました^^ 個人的なことを言うと Sは「ももちゃんの言うこと、まじ同じやわ。」と。 理不尽が大嫌いな士道にとって大人がこういう気持ちだと3人ともを知れてより、身近に感じたのですはないかと思います。 Aは一番にTちゃんが来れなかったことにショックでもう説明会で

【初心にかえる】

オルタナティブスクールに4月から入学のため、願書を。 web出願だけど入りたい理由を耳で聞かず、自分で書かせて、みた。 ほんとに、一生懸命伝えている気持ちが伝わる。 あ、。 手書きの文字って性格や思いがつたわる。 あ。。涙が出る。 そういえば。 できるようになったことがあたりまえになると忘れていた。 遡るけど お腹に命が宿ったこと。 無事にうまれたこと。 笑うようになったこと。 歩けるようになったこと。 喋るようになったこと。 絵がかけるようになったこと。 字が

料理は人を成長させる

ふたりが楽しみにしている水曜日。 オルタナティブスクールでクッキングが挙手制でやりたい人だけ参加できる。 しかし、今回は食べて帰らなかった。おもってたんとちがった。 「せっかくつくたから!」と、はみ出しそうになる言葉を抑え学校を後にする私。 帰って「ポンデリング作りたい!」と。 完成しなかった悔しさをバネに、兄妹で作り始める。 大人は、いると思わず手出ししてしまうから火の管理だけ。 そして、できた。 なんとまぁ、最高傑作。味も見た目も(繋がってないけど) 料理は人

縁という力

オルタナティブスクールに出会って1ヶ月。 2週間(月火水)の体験で、兄が面接後合格。 更に2週間(月火水)の体験で、妹が面接し昨夜合格通知がきた。 【縁】という力、 不登校から1年、なにかのつながりやきっかけから今までに至っている。 今朝、思った。 不登校ということは学校復帰すると不登校じゃなくなる? あれ?最近休みなく オルタナティブスクールに通っているふたりは不登校? 私はなんて位置づけしていいかわからなくなっている。 在籍校でないところに登校している子どもたち

気持ちを伝えるって、つながる一歩前だ

オルタナティブスクールへ、往復2時間。 この不便から、酔いやすい妹は、体験前から不安を感じていた。 けれど、この酔わないメガネのおかげか気持ちの問題か。 酔わない子になってきた。慣れるとはこういうことか。 妹は今日で体験ラスト。 昨日は男の子とトラブルになり大泣き。 うちの子がソファーで跳ねているのを後から来た子が気に入らず それがこちらに伝わらずいじわるになり叩かれたらしい。 今までならそんなトラブルもなかったことにしようとしていた。 伝えるのが苦手なのは、わたしも

毎日、おみくじを引いているみたい。

毎日、おみくじを引いているのか。 と思うほど。 私にとって、昨日は大吉。今朝は、末吉。 体験入学は意外におもしろかった、そういっていたのに。 起きられない。連れてきて、起きられなかった。 そして兄も「じゃあ俺も行きたくない」と連鎖しそうになる。 あ〜あ。せっかく、スタートに立ったと思ってたのに。 また、予定調和でない1日。 聞こえているのに、殻に閉じこもる。 …………作戦を変えた。 「カフェオレ、飲む?」 ………ムクっと起きて、 のみはじめた。 今日の歯車がうご

いよいよ、ふたりで。

いよいよ、ふたりで。 新しい日常、ニューノーマルな我が家の生活が始まった。 兄は入学、妹は体験入学。 さて、迎えにいったらどんな応えがあるのかな。 母は、自分で決めた道を待つのみ。 #不登校 #オルタナティブスクール #通学1時間 #自分で決める #兄妹

選択肢をふやす●○

今日は木曜日。 3年前の私はこの時間 「早く出発しないと!」 「ハミガキした!?」 「ハンカチ持った?」 母親として、し「なければいけない」時間に追われていた。 今日はどうだろう。 ゆっくり、コーヒーを飲んでいる。 こどもたちは、まだ寝ている。 学校を休むことを選択している。 昨日は兄はオルタナティブスクール、 妹はいかなければいけないけど休むという選択をがんばった。 しなければならないことが少ないとこんなに気持ちも楽だ。 朝ごはんは「たまごごはんをママに作り

4日目、 「飽きた。行きたくない。」と言い出した息子。

息子は空だ。 今朝の空が、そう思わせた。 オルタナティブスクールへ6回の体験入学。 始まって2日目「ひま。」 始まって3日目「最高!」 その場所は快晴だ!そんな風に私達夫婦は思った。 …いや、思い込んでいた。 4日目の前日「飽きた。行きたくない。」 しばらく晴れだと思っていたら、気付けば 曇天。 え〜!!! 楽しいって言ったやん! 体験入学後も、ここに行くってきめたやん! …自分の数日の動きを正当化してしまう。 晴れるって言ったんだから、 傘持ってない

なんて朝だ。

今週から学校無理、と言って休む妹。 今週からオルタナティブスクールに「最高。」と行く兄。 もぐらたたきのようだ。 けど、妹の担任の先生とも話して今週は休むという計画を立てた。 なにがきついかって、 行きたくない子を 毎朝怒らないように 機嫌を損ねないように 自分が演じて でもだめで 学校に休み連絡して 「すみません」て言って。 またできなかったと、 涙する。 …………? や〜めた。 学校にいかなきゃ「いけない」から開放されたらどんなに楽だろう。