子どもの不登校における社会的保証ついて

今日はスタッフこうちゃんが大分県議会の議員さんに請願をしにいってくれるとのこと。なにか伝えたいことがあれば一緒に精一杯伝えてきます!とのことだったので、いまの境遇などについて改めて考えをまとめてみることにした。

義務教育とは

国民が共通に身に付けるべき公教育の基礎的部分を、だれもが等しく享受し得るように制度的に保障するものである。とあります。
また、義務教育には,憲法の規定する個々の国民の教育を受ける権利を保障する観点から、個人の個性や能力を伸ばし,人格を高めるという側面がある。

子どもたちを様々な分野の学習に触れさせることにより、それぞれの可能性を開花させるチャンスを与えることも義務教育の大きな役割の一つであり、義務教育の目的を考える際には、両者のバランスを考慮する必要がある。

とも文科省にありました。

人間が、人間として生涯にわたって生き抜く力を育成する基礎教育が義務教育の目的であり、その目標達成のためには地域の公立学校のみならず、多様性を認めつつあるこの世の中で、自身を振り返り、立ち止まり、自分に合う・合わないことに気づき、学ぶ場所やその可能性を開花するチャンスが学べる場所を自分で選択する自由もあると思っております。

不登校の原因とは

十人十色、環境や自身の病気や内面の変化、様々です。
在籍していた学校の人間関係や自身の病気以外にも理由はあります。
不登校は不幸ではなく、なにか新しい可能性に気づくチャンスだと思います。

正しく恐れる。これはコロナウイルスで学んだことですが
不登校についても「不登校」という言葉が先行し道から外れるというイメージです。突然起こることに親が世の中の風潮やイメージに流されず正しく受け止め、子どもに寄り添い考えることは失敗でなく個々の成長につながると信じております。

不登校は不幸ではありません。

不登校の子どもを新しい環境での学びに参加させたいと思う親は少なくありません。ただしそこには大きな壁があります。

①在籍校とのつながり
②地域(PTAや地区など)とのつながり
③新しい学校での学費
④学びの場の数

在籍校との連携を取りながら、新しい学び場を模索する、
その場合、近くにすべてがそろうとは限りません。
特に地方はそうである可能性が高い。

いままで義務教育だから公立学校ではほぼ無償であり教科書や学費等はありませんでした。学び方をかえるという選択をすれば、そのあたりの保証や権利はないのでしょうか?

公立学校の学び方に疑問を持った子どもたちが、文科省の定める義務教育の目的

「国家・社会の形成者として共通に求められる最低限の基盤的な資質の育成
国民の教育を受ける権利の最小限の社会的保障」

という文章にありますように、教育を受けたいと願う権利の最小限の社会的保証がここのね自由な学校にあるべきと考えます。

A+B=Cという考え方が公立学校の学び方と仮定すれば
A×B=Cという新しい学び方もあるはずです。

やり方は違えど子どもたちが毎日意欲的に学ぶ場を提供していただける学校にはぜひ親として充実した社会的保証を平等に与ええていただきたく思います。

ここのね自由な学校は日本の法律上、公的な支援が受けられません。それは回り回って子どもたちの経済負担に重くのしかかっています。ここのねを「誰でも通える学校」にするため、ご支援をよろしくお願いいたします!ご支援いただいたお金は、給付型奨学金や施設設備の充実等に利用させていただきます!