からだへの違和感
わたしは、自分の体への違和感が強くある。
その原因は分かっているけれど、原因は大きな問題ではない。
だいじなのは、体への違和感が強いことで、次のことが生じていることだ。
①解離性障害(主として離人症性障害)
②「自分は何者なのか」という問い
③絶え間なく煩わしい感じ
煩わしい:面倒で気が重い。または、入り組んで複雑だ。
①解離性障害
もっぱら心理療法で対応している。
離人症性障害の状態が強くなると、現実感が薄くなり、自動車の危険などへの認識が薄くなるといった生活上の危険度が増すと分かっているので、交通事故には神経を尖らせている。
②自分は何者なのかという問い
心理療法(自我状態療法)により、「自分」の中にはいくつかのパーツ――場面や立場で使い分けている、自分の一側面――があると知った。
「わたし」あるいは「我」とは、それぞれのパーツを統括する番人である、と考えると、今のところ心が凪ぐ。
③絶え間なく煩わしい感じ
煩わしさに気を取られていると気づいた時、身体の感覚――椅子に接していること、接地点に体の重さが掛かっていること、風が当たっていること、指先が脈打っていることなど――に意識を向ける。すると、意識が脳から身体の各部分に移り、その時は、気分の重さがやわらぐ。
絶え間なく煩わしいということは、人生は総じて苦であるということだ。
人生は苦である、と感じている人のために仏教はあると知った。
神に頼むのではなく、自分で自分を変えることによって苦を解消するのが仏教の基本的な考え方だと知り、共感した。
だから、仏教を勉強している。お釈迦様が至った悟りについて勉強し、できることなら、同様の悟りに至りたいと考えている。
悟りに至れば苦は解消されると期待している。
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