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マネジメントに失敗した話

こんにちは。ココノエです。
マネジメントに失敗したことと、その反省について考えたことを投稿します。

下についた若手が2ヶ月でギブアップしてしまった

昔、プロジェクトに新メンバーが増えた時に、そのメンバーのマネジメントに失敗しました。
そのメンバーの子がまだ社会人歴が3年程度だったので、細かくMTGを設定しフォローしたり、仕事の指示の仕方もその子の希望するやり方に沿うやり方にしたりしていましたが、うまくいきませんでした。
最終的には、プロジェクトに配属された2ヶ月後に、自分の上司にあたる人間にその子がギブアップしたのですが、その時の理由は、「分からないことが多く辛い(その子にとってはやったことのない分野だった)。それについて、分からないと相談ができない」というものでした。
個人的には、ほぼ細かくMTGを行ったり、やり方を合わせたりしているので、ショックな出来事でした。

なにを間違えたか

結論、当時のマネジメントの仕方は、そのメンバーのことをある機能としてみており、人間としての信頼関係の構築を怠っていたことが間違いだったと思っています。
当時特に自分の持っているP/L(特に売上と粗利)を追いまくっていたため、要らない稼働をされると粗利が下がるため、可能な限り自分もメンバーも売上にも粗利にも繋がらないことはしないようマネジメントしていました。そのため、MTGなどでも30分枠の内15分でゴールが達成されれば、その時点ですぐにMTGは解散するなどのやり方をとっていました。そんな形でひたすらP/L、メンバーとしてはアウトプットを求めるやり方でしたので、信頼関係の情勢にコストをかけるようなこともなく、マネジメントに失敗しました。

信用と信頼

よく信用、信頼と言いますが、失敗した頃の自分はこの違いすらよくわかっていなかったと思います。今はそれぞれこう考えています。

信用:その人の能力を信じること
信頼:その人の人格を信じること

とどのつまり、メンバーを機能としてだけ考えるのは、信用のおける相手としてあれば良く、信頼は考えてない。しかし、チームとして崩壊しないためには、そもそも信頼がまず必要。
こうなると、じゃあどうやって信頼するのかとなりますが、そのためには自己を開示する(弱みを見せる)やまず相手を信頼してみることから初めは(ゲーム理論)になり、じゃあそもそも自己開示等をするためにはまず自分に自信が必要なのではないか。だと、自分に自信を持つにはどうするのか・・・と考えています。
自分に自信を持つにはどうするのかについては、またどこかで書きたいと思います。

さいごに

昨今はリモートワークになり、より一層人間関係が希薄になりやすい環境下ですので、アウトプットの前にどのように信頼関係を構築するのかについては皆さんもお気をつけください。

余談

この機能と信頼関係の話については、ビジネスだけでなく夫婦にも当てはまると思っています。
感覚ですが、うまくいかない夫婦は、お互いを機能として、信頼関係を諦めているように思います。

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