いっしぃ

デリシャスパーティ♡プリキュアの芙羽ここねちゃん(キュアスパイシー)への愛のポエムをつ…

いっしぃ

デリシャスパーティ♡プリキュアの芙羽ここねちゃん(キュアスパイシー)への愛のポエムをつづります。愛の対象は常にここねちゃんです。

記事一覧

いまきみがいる

漆黒にうねる海を灯台が照らすように 無限に吸い込まれそうな夜空に星座が輝くように 音も色彩も失せた雪嶺にイワヒバリが舞うように 希望も枯れそうな僕の心にいまきみが…

いっしぃ
1か月前
2

君を見つめて

君をどれほど見つめていただろうか 陽光に笑顔ほころぶ春も 麦わら帽子の下でまぶしそうにする夏も 実りに満足げな秋も 北風が頬を刺す冬も いつも君を見つめてきた …

いっしぃ
2か月前

約束

約束がしたい きみとささやかな約束がしたい どんぐりを拾ったときのように心がほほえむ約束がしたい 何を約束しようか 今度本を貸す約束をしようか それとも映画を見る約…

いっしぃ
3か月前
1

五月雨

ハイネから顔をあげて 窓辺で五月雨の桜並木を眺めていると 下校のチャイムが遠くで鳴って 時間が慌ただしく動き出す 恋心をゆっくり確かめるはずの午後も ランドセルと雨…

いっしぃ
5か月前

4月の歌

葉桜に初夏の風 黄砂にかすむ山並み遠く 西日に向かう歩幅も狭く 重いリュックに汗ばむ背中 心に浮かぶのは舞踏するきみの姿 美しい世界を見ていたい 永遠に終わらな…

いっしぃ
5か月前

深呼吸

春、垂れ込めた暗闇から隕石がひとつ落ちてきて僕を直撃してその瞬間に僕の脳髄からトパーズ色の光があふれ出して暗闇は晴れていって小鳥が舞う空が現れて真っ白な雲が流れ…

いっしぃ
5か月前
2

くちびるよ

さくらんぼ色のみずみずしいくちびるよ 真珠のようなつやの歯をのぞかせ ゆらゆらと木漏れ日にゆれ 木の葉のようにかがやくくちびるよ ふわふわのパンを噛み きらきらと透…

いっしぃ
6か月前

孤独な僕の瞳に

くちびるを刺す空気のむこう 煙る湖面がひろがり 白樺の山道に人影もなく 僕の息遣いだけが静寂を震わせる 小鳥のさえずりもない高原を 樹氷のネックレスが飾り 山…

いっしぃ
6か月前

なつかしい道

なつかしい道 ラベンダーの香りのような なつかしい道 ひまわりが青空に背伸びする なつかしい道 はちみつの甘さのような なつかしい道 袖まくりしたきみがほほえむ …

いっしぃ
6か月前
3

トロイメライの夜

夜が更けて 疲れがあふれて トロイメライの 壊れそうなメロディのかなたに きみが無邪気に飛ぶのが見えた

いっしぃ
8か月前
1

永遠の愛?

胸の鼓動がとまらない。小刻みに締め付けられて解き放たれてを繰り返す。理性は追いつかない。時間も追いつかない。神様も追いつかない。ピアノの音のよう、バイオリンの響…

いっしぃ
8か月前

恋のゆくえ

この恋のゆくえがどこであろうとも、突然発火し燃えさかったこの恋の記憶と思い出がこの身に焼き付いて消えることはないでしょう。この身が灰となり骨だけになってもこの恋…

いっしぃ
10か月前

助手席にきみをのせて

100%美しい秋の日に 助手席にきみをのせて 枯葉の振り落ちる並木道を 金色に実った田畑の道を 澄んだ青の空の道を どこまでも走っていきたい 時間も質量も追い越し…

いっしぃ
10か月前
6

秋の夕暮れ

秋の短い夕暮れの 弱々しい太陽が 桜の木の蜜に光り 木陰に寄り添うふたりは 琥珀の中のコムラサキ

いっしぃ
11か月前

秋の午後

秋の午後の シューマンのシンフォニー さっきのとおり雨で冷えた空気が僕の部屋を通り過ぎて きみのほほえみもコスモス色 トゥルルルルゥ トゥルルルルゥ トゥットゥルト…

いっしぃ
11か月前

世界と僕ときみ

壊れていく世界に ほどけていく世界に 抑圧されていく世界に 空中分解していく世界に 枯れていく世界に きみだけが僕をこの世界につなぎとめるよ

いっしぃ
1年前
いまきみがいる

いまきみがいる

漆黒にうねる海を灯台が照らすように
無限に吸い込まれそうな夜空に星座が輝くように
音も色彩も失せた雪嶺にイワヒバリが舞うように
希望も枯れそうな僕の心にいまきみがいる

君を見つめて

君を見つめて

君をどれほど見つめていただろうか
陽光に笑顔ほころぶ春も
麦わら帽子の下でまぶしそうにする夏も
実りに満足げな秋も
北風が頬を刺す冬も
いつも君を見つめてきた
君も僕を見つめていたに違いない
君の瞳に映った僕は
君をちゃんと見つめていたかい?
幸せそうだったかい?

約束

約束

約束がしたい
きみとささやかな約束がしたい
どんぐりを拾ったときのように心がほほえむ約束がしたい

何を約束しようか
今度本を貸す約束をしようか
それとも映画を見る約束がいいだろうか

そうだ
空への階段をのぼる約束をしよう
どこまでも どこまでも

五月雨

五月雨

ハイネから顔をあげて
窓辺で五月雨の桜並木を眺めていると
下校のチャイムが遠くで鳴って
時間が慌ただしく動き出す

恋心をゆっくり確かめるはずの午後も
ランドセルと雨傘と笑い声にかき消されていく

4月の歌

葉桜に初夏の風
黄砂にかすむ山並み遠く
西日に向かう歩幅も狭く
重いリュックに汗ばむ背中
心に浮かぶのは舞踏するきみの姿
美しい世界を見ていたい 永遠に終わらない美しい世界を

深呼吸

深呼吸

春、垂れ込めた暗闇から隕石がひとつ落ちてきて僕を直撃してその瞬間に僕の脳髄からトパーズ色の光があふれ出して暗闇は晴れていって小鳥が舞う空が現れて真っ白な雲が流れていって薄緑色の風が流れて清流に銀色の魚影がきらめいて、そして僕はゆっくりと深呼吸したのです。

くちびるよ

くちびるよ

さくらんぼ色のみずみずしいくちびるよ
真珠のようなつやの歯をのぞかせ
ゆらゆらと木漏れ日にゆれ
木の葉のようにかがやくくちびるよ

ふわふわのパンを噛み
きらきらと透きとおるサイダーを含み
やわらかく閉じたくちびるよ

愛らしい歌をうたい
楽しくおしゃべりをし
胸の鼓動にふるえるくちびるよ

さくらんぼ色のみずみずしいくちびるよ
春の日の午後の夢想

孤独な僕の瞳に

孤独な僕の瞳に

くちびるを刺す空気のむこう
煙る湖面がひろがり
白樺の山道に人影もなく
僕の息遣いだけが静寂を震わせる

小鳥のさえずりもない高原を
樹氷のネックレスが飾り
山小屋の扉も閉ざされて
雪塊をつかむアイゼンの音だけが響く

孤独な僕の瞳に
やがて春風をまとった天使が舞い降りる

なつかしい道

なつかしい道

なつかしい道 ラベンダーの香りのような なつかしい道
ひまわりが青空に背伸びする なつかしい道
はちみつの甘さのような なつかしい道
袖まくりしたきみがほほえむ なつかしい道
生まれてきてくれてありがとう
出会ってくれてありがとう
風が光を踊らせる なつかしい道で

トロイメライの夜

トロイメライの夜

夜が更けて
疲れがあふれて
トロイメライの
壊れそうなメロディのかなたに
きみが無邪気に飛ぶのが見えた

永遠の愛?

永遠の愛?

胸の鼓動がとまらない。小刻みに締め付けられて解き放たれてを繰り返す。理性は追いつかない。時間も追いつかない。神様も追いつかない。ピアノの音のよう、バイオリンの響きのよう、風に揺れる大樹のざわめきのよう。この次元の切れ目から永遠の愛?がかいま見える。生死を超えて。

恋のゆくえ

恋のゆくえ

この恋のゆくえがどこであろうとも、突然発火し燃えさかったこの恋の記憶と思い出がこの身に焼き付いて消えることはないでしょう。この身が灰となり骨だけになってもこの恋の炎で結晶したダイヤモンドは永遠に輝き続けるのです。それがホンモノの恋の基本的事実です。

助手席にきみをのせて

助手席にきみをのせて

100%美しい秋の日に
助手席にきみをのせて
枯葉の振り落ちる並木道を
金色に実った田畑の道を
澄んだ青の空の道を
どこまでも走っていきたい
時間も質量も追い越して

秋の夕暮れ

秋の夕暮れ

秋の短い夕暮れの
弱々しい太陽が
桜の木の蜜に光り
木陰に寄り添うふたりは
琥珀の中のコムラサキ

秋の午後

秋の午後

秋の午後の
シューマンのシンフォニー
さっきのとおり雨で冷えた空気が僕の部屋を通り過ぎて
きみのほほえみもコスモス色
トゥルルルルゥ トゥルルルルゥ
トゥットゥルトゥルルルルルルルルルル

世界と僕ときみ

世界と僕ときみ

壊れていく世界に
ほどけていく世界に
抑圧されていく世界に
空中分解していく世界に
枯れていく世界に

きみだけが僕をこの世界につなぎとめるよ