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自立への花束、ベジタブル・アクアリウム。

20230119

すごく大変なことがあって。
しかも立て続いてしまって。
いつまでも「やりたいこと」がやれず、
「やらなければならないこと」も手付かず、
「やらなくていいこと」ばかりしている。

最近はやっと、
「そーゆー時こそ丁寧に。冷静に。」
を始められていて。
ちゃんと挨拶してみたり、
SNSを触るのを辞めてみたり、
部屋を掃除したり、
まずは布団から出てみたり…
そうしてリズム感を取り戻していく。

一昨年から始めたのは、
そーゆー時こそ「野菜と対話する」こと。
ピクルスを漬けるようになったこと。





こんないいこともあって、こんな嬉しいこともあったんだよねー。幸せだわ。
カラフルなパプリカが細切りになる。

あれ、ちょっとイラっときちゃってさ。
やんなっちゃう。
神経つかってニンジンを
薄い短冊切りにする。

ちょっと、辛いことあってさ。
あー、大変だったなあ。
細切りになってくタマネギと涙する。

話しかけてないのに、
包丁で刻む音が私を癒してくれる。

ぜーーーんぶ下ごしらえを終えたら、
お酢の中に閉じ込める。
ここには、誰もいない。
ソーシャルメディアもSNSも
外野の声も
ギスギスした空気も
罵声も怒号も理不尽も
ここには入ってこれない。

出来上がったベジタブル・アクアリウムは、
来週も頑張る自分へのプレゼントになる。
偏りがちな自炊生活の救世主である。

自分にイイコトしたじゃん、
私ってばホント最高。

必ずいい気分で終わる、
私のとっておきの秘策。


私は私の
このカラダで
生きていくんだから、

自分の
この眼で見たものを
信じたいし、
私が「信じたい」と
思ったものを信じたい。

私の手も、
そう言ってる。
この手は
野菜を刻むこともできるけど、
人と手を取り合うこともできるんだ。
だったら、
たくさんの人と
手と手を取り合いたいし、
この手で
大切なものを
守っていくつもり。

そうして私は
自分の足で
歩いていく。
確と、踏みしめていく。
「自」分の足で
「立」つ。
リードも首輪も
必要ない。

この目と、
この手と、
この足で。



ひとりじゃないこと。

自分なんかちっぽけなこと。

社会の凄さを目の当たりにした今日、
揺るぎそうな決意をまた固め直しました。
私には
私を立たせてくれている人たちが
たくさんいます。

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