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自由研究で自由の全てを理解する。

今回は【自由】とは何か?ついて書いていきます。

この自由という言葉にはいつも疑問を
抱いてしまいます。

YouTubeやInstagramを見てると
「自由に生きる」や「自由な働き方」
っといった文言をよく見る。

果たしてどれだけの人がこの「自由」
という言葉について理解しているのかな?

もちろん僕が理解しているとは言いませんが
個人の見解で今回も語ってみよう。

自由となのつく仕事は小学生の頃に
もうみんなしている。

それは自由研究だ。
夏休みの宿題で必ず出るはずだ。
課題を何にするかも自由、そして
期間や、どのくらいの規模かも自由

「夏休みの宿題を一切やらなかった時の
 周りの反応」を自由研究の課題にした
なんていう話も聞いたことがあるw

まさに「自由」

他にも宿題はでるが、算数のドリルや
漢字の書き写し、読者とかかな?

「これをやる」と決められた宿題。
まさに今みんながしてる仕事と同じ。

しかし、よく思い出して欲しい。

君は自由研究を最優先にやってたかい?

自由研究を最優先にしてやっている子の
話なんてほとんど僕は聞いた事がない。

思いつかないからとりあえず
算数や漢字の宿題を終わらせて
周りの友達にどんな事をテーマにして
いるかを聞いてやっとやり始める。
それが、自由研究のイメージだ。

ここで矛盾が発生する。
あれだけ自由を求めていた人は
どうして自由研究を先にやらないのだろう?

例えば、
遊ぶと自由研究を比較して

遊ぶ>自由研究
になるのはわかるが

決められた宿題>自由研究
になるのには理解ができない。

ここでわかるのは
自由が自由じゃない人もいる。
という事になる。

そもそも自由とは西洋から始まる思想。
独立運動や大陸続きの外国では土地や文化
人種問題のたびに「自由」をかがげてきた。

そして。その者たちは0→1へと新たな
発明やシステムを作り続けてきた。

では日本人はどうだろうか。
日本はそもそも鎖国をしていた独立国。
現在の状況を見ても先進国が生み出した
システムなどをアレンジして、日本人に
あったシステムにしたりプラスαする事が
得意に思える。

つまり、0→1は得意では無くても
1→10にする能力に欠けているとも言える。

これを宿題で例えると

自由研究は 0→1
算数漢字は 1→10

と言えるだろう。
こうすると色んな事が説明できる。

僕は美容師なので美容師の例えになるが。
コンサルティングをしていて、主に
25歳までに独立をして、仕事を楽しむ。
という事をテーマにしている。
ほとんどの人が「自由に生きたい!」
「自由に働きたい
!」という。

フリーランスになり、副業を沢山して
YouTubeもして、出店までお金を貯めて

などなどフリーランスになる前は
しっかりと「自由」の為の計画を立てる。

しかし、フリーランスになると
いつもより稼ぎやすかったり出勤時間も
自分で決めれたりと雇用の時より明らかに
お金も時間も手に入る。

そのお金は出店の準備に使われる事は
そんなに無く、贅沢な飲み会や、贅沢な洋服
に使われて、結局今の現状に満足してしまう。

そして、5年後には「この先どうするんだろう?」
と再び悩むのだ。しかし、その頃には
5年前ほど「自由」な選択はできないだろう。

つまり何が言いたいかというと、
海外の人たちが口癖にする「自由」を
日本人がマネをするが、そもそも自由は
日本人にとって自由ではないと言う事だ。

ある程度やる事が決まっていて、
ある程度規則性のある物が
日本人にとっては「自由」といえる。

そういう意味では「社員」という働き方は
ぶっちゃけ日本人には向いている。

ただそれを自由な人たちに
「もっと自由に!」「自由な働き方!」
とか言われると今の自分が小さく見えて
しまう気持ちも分からなくはないが。

僕の出すサロンは日本人にとっての
「自由」をかなり意識して作っている。

例えば、歩合もシフトも自由だが、
終礼や朝礼はある。
ない方が自由!っと経営者たちは言う。
たしかになくても僕ら経営者は利益を出せるし
より効率良くできる。

ただ、経営者のほとんどが0→1が
できる分類の人間だ。

1→10が得意な人間は0→1の人間に
流されてしまうが、実際そのやり方は
向いていないし、プラスには繋がらない。

苦では無いくらいのチーム的行動
日本人にあっている。
無い方がいいとある内は思うが
実際に無いと生活リズムが崩れて
だらしなくなる人がほとんどだ。

0→1の人間は朝礼が無い自由な時間で
新しい事を始めるが
1→10の人間からすると寝る時間が
増えるか、ツムツムをするだけだ。

経営者が朝礼の時間を生産性を高める為に
無くして、営業時間を早めれば利益は
増えるが、サロンのメンバーのコミニケーション
は減り、やりがいを感じれず辞めてしまったり
出勤日数が減ってしまえば元も子もない。

他にもサロンでは
苦でないチーム的行動は取り入れてるが
話が長くなってしまうので今回はここまで。

結論

海外でいう「自由」と
日本でいう「自由」は違う

海外の自由→0→1
日本の自由→1→10

なので、自分は0→1なのか
それとも0→1に憧れているだけなのか。
それが己で理解できるかがとても人生を
成功させるキーになる。

みんなはどうですかね?
1→10が悪いのか?っと勘違いしないで
ください。
1→10を作れる事はとても凄いことです。
ただ、その能力を肯定してあげないと
本来の力は発揮できませんよね?
独立する際もよく考えるべきです。

このフリーランスサロンのいう自由とは
どの様な自由なのか。

僕ら経営者は0→1の人間より
1→10ができる人間を求めてる。
だから自分を否定しないで。
理解し、愛し、本当の意味での
自由を手に入れてください。

松本光樹

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