見出し画像

お客様はカットカラーをしに来たわけでは無い。


こんにちは。
3月も松本です。

「本日はカットカラーでのご予約ですね!
 どんな感じにされますか?」

この文章をみたら美容師なら
一目でカウンセリングの始まりをイメージする。

皆さんもカウンセリングする時
お客様がご予約のクーポンとあっているのか
を確認も兼ねて訪ねているはず。

しかし、僕はいつも疑問に感じる。
お客様は果たして本当にカットカラーを
しに来たのだろうか?

確かにそのお客様はカットカラーの
クーポンで予約をした。

しかし、それはカットカラーが一番
最適だから選択したに過ぎないんじゃないかな。

お客様は、カットカラーをしに来たのではなく、

お客様は可愛いくなりにきたんじゃないだろうか?

かっこよくでも綺麗でも何でもいいのだが
カットカラーを選択したのは
可愛いくなる為の選択肢として
カットカラーなのかな?っとおもって
きただけなんではないか。

何が言いたいかというと。
カウンセリングの初めに、
「本日はカットカラーですね!」
と始まるのは美容師さんの固定概念では
無いだろうか?という考えです。

その人が可愛いくなるには実は
カラーではなくパーマかもしれないし
カットだけなのかもしれないし
けど、美容師さんは最初にメニューを
確認してから施術に入るから、
その時点でお客様の可愛いの幅は
縮まってしまう。

僕はお客様に入る時一番最初の
言葉は基本こうだ。
「今までどんな感じにしてたかと、
 今日どんな感じにしたいかを教えてください。」

過去とこれからを聞けば今日何をするかは
基本明確になる。

そのカウンセリングによっては
「カラーいらないんじゃないですか? 
 パーマにしましょ!」
ってなる事もよくある。

カットカラーで予約したのは
美容室側の都合によりそれにしたんだ。

もっと頭を柔軟にしてお客様と
向き合えばはじめての方でも
どうしてあげればいいのか
よく見えてくるので、ぜひ、
やってみてください。

松本光樹

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?