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美容師の能力の種類は2つしかない。

こんにちは松本です。

今回は久しぶりに美容師らしい話を
おり混ぜて話していきますね!

この考え方がしっかりと整っているから
早期に売上ができたし、
出店独立ができたと考えています。

<美容師の能力とはなんでしょうか。>

カットの技術。カラーの技術。
接客。センス。sns。

色んな回答があるかと。
そして、どれも正解です。

しかし、このような複数答えがある場合、
答えを2つに単純化すると沢山の事が見えてくる。

1.
来店してからの能力

2.
来店者する前の能力

この二つのみです。
この二つが本当の意味で
理解できていれば美容業界の
沢山の謎は解決できる。

こう考えた事はありませんか?
美容師とはどうやって売れてくのだろう?(謎1)

美容学生の頃は「うまいやつが売れる!」
とだけ考えるものですが、
美容師になって一年二年もすれば
見えてくる事がありますよね。

美容師の売れ方には2パターンしかない。
という事です。

・お客様を引き継いで
   売上ができるように美容師さん

・お客様を自分で増やして売れる美容師さん

この2パターンです。
先に言っておきます。
よく、引き継いで売上ができるように
なる美容師さんについて
「せこい!」だの「先輩に媚びてたからだ!」
だの言う人はいるが、大きな勘違いだ。

まず、第一に、
お客様が幸せになれているので有れば
okである事。
そして、日頃から先輩のパフォーマンスをサポート
していて、お客様とも関係性などもあるから
引き継いでいるのだ。
何にも悪くない。むしろ賢い。

自分の力で売れたい!それこそエゴだ。
自分でお客様を呼べるのは素晴らしい事だが
それを棚に上げて、違うやり方の人を
否定する人はまずは人間性を高めるべきです。

ほとんどの有名美容師が学生の頃は
真面目じゃなかったのはなぜ?(謎2)

よく聞きますよね。有名美容師が不真面目説。

僕はワインディングをやってたし、講師も
やっているのでよくわかる。
ワインディングを、やっていた子はみんな真面目だ。
コンテストで優勝したり勉強で一番だったり。
けど、ほとんどの人が目立って売れてない。
おそらく学校の中ではトップクラスに
優秀なはずなのに目が出てない。
いつも早期に目が出るのは学生の頃、
そんなに真面目でもない子だ。

先程の二つの謎、
<引き継いで売れる美容師>
<早期に売れる美容師>

これは美容師の能力の2種類で全て説明がつく。

早期に売れる美容師は
来店する前の能力を持っているのだ。
言い換えれば集客力だ。
コミニケーション能力やサービス力が
あり、勇気もある。
それを元々の性格と棚に上げる人がいるが
それも違う。彼らは学生の頃から、幼い頃から、
その能力を高めてたからだ。

勉強よりも、遊ぶ事やバイトをする事。
そこに力を入れてたのだ。
だから人との関わり方、喜ばせ方、
喧嘩の仕方、謝り方。
色んな事を知っている。
だから挑戦する勇気があるのだ。
つまり、日頃で付けてきた能力なのだ。

引き継いで売れる美容師は
来店した後の能力を持っているのだ。
言い換えればだ。
一つ一つの事に対して
丁寧にかつ大切にする。
それは誰でも出来る事ではない。
なぜなら彼らは失敗を恐れるから。
失敗を恐れる分、<出来てからやる>
と言う思考になりがちかもしれないが
その分大事にする。

どちらも良い面もあり改善すべき面はあるので
どっちが正解でも不正解でもない。

しかし、この事が理解できていれば
自分がやる事は明確にできる。

例えば自分が
来店するまでの能力が無いとわかっていれば
引き継ぎをいただけるように、
日頃の営業から自分のお客様だけでなく
お店のお客様を大切にし、理解しようとし、
先輩が引退する時に備えればいい。
先の例で、引き継ぎをもらう人を
「むしろ。賢い」と説明したが、
それはこのような事が理由だ。
それはその人の能力で、悪い事でも何でもない。

来店してからの能力が高い。
けど、早期に売れたい。
引き継ぎで売れる場合は
先輩が引退しなければ成立しない。
つまり早期に売れるには難しい。
それでも早期に売れたいなら
来店前の能力を高めればいい。
ただ、日頃から意識できてなかった部分の
能力を高めなければならないわけだから
通常の人の何倍の努力は必要だ。
けど、最初からそれがわかっていれば、
どのくらいやれば良いのかは
ある程度計算できるし、計画できる。

どちらもできる最強になりたければ
どちらの能力も理解して、
どちらの能力も手に入れればいい。

僕が早期に売れた理由は
これで説明ができる。
僕はワインディングで全国優勝をしてて
成績もオールAだったが、決して真面目じゃない。
ワインディングは大っ嫌いだったし、
授業はほとんど寝ていたし、
ノートは取らないし、
メモもしないような人間だ。
けど、そのような人間だと理解していた。
そしてその理解力が結果に繋がったと考えてます!

では出店独立が
早期にできた理由はどう繋がるの?
ってなりますよね。これも説明できる。

美容業界では真面目な人も
美容師を辞める事がある。
それは勉強すれば売れる論は不正解だからです。
業界に入り、仕事ともなれば
数字が結果に出てなければ評価出来ないものです。
それは仕方ないですよね。仕事ですから。
だからまじめに勉強しても売上に
繋がってなければ評価はされない。
そして、真面目であっても早期に売れるとは
限らない事は先の例で理解しましたね?

けど、2種類の能力を理解してなければ、
まじめにやってるのに
早期に結果がでないと焦り、
評価をされず、辞めていく。
理解していれば、
「自分の目がでるのは引き継いでからだ。
 それまでにできる事を‥」
って気持ちができてればこんなにも
真面目な人が辞めるという事には繋がらない。 

けど、そのような人は
来店してからの能力が高いのに間違いはない。
お客様をざるにせず、大切にしてくれる人が
多いし、来てくださる嬉しさを知ってる。

なら来店前の能力をシステム化して
あげれば最強という事だ。

だから僕はマーケティングに力を入れて
市場をより理解し、その勉強をした。
そして、来店してからの能力があり、
お客様を大切にしてくれる人たちでお店を出した。

要は役割分担だ。
できない事はお互いに補えば良い。
それだけの事です。

今回は美容師の能力について話しましたが
いかがですかね?
もちろんこれは個人的な考え方です!
各々考え方はあるでしょう!

しかし難しい問題ほど、僕は答えを2つにします。
そして、その答えはどちらも正解であり
各々やり方が違うだけだと理解をする事。

そうすれば人生はもっと現実的になり、
自分が今何をやれば良いのかがわかります。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

松本光樹

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