発信することの意味
私は過去にブログにて情報発信をしていたことがある。
その頃なかなかうまく文章が書けないなと悩んでいた時にすごく素敵な文章を書く人がいるなと注目していた人がいた。
その方は早稲田大出身、海外添乗員のお仕事をしている中村洋太さんだ。
現在は旅エッセイストとして世界の至るところを旅して自身の経験を発信し
中村さんの文章はすらすら読みやすく、当時体験した中村さんの情景が私でも想起できた。
そんな卓越した文章を書く中村さんが、東北を自転車で旅するということで南相馬市にも来るとSNSで知ったので、私からコンタクトを取り自宅に招くことになった。
中村さんと会い、私が気付いた発信することの意味についてをここに記す。
不特定多数に見てもらえる
SNSが普及して誰もが何かしらのアカウント1つは持つのが当たり前の時代となっている。
SNSには賛否両論があるが、使い方次第では大きな強みになる。
中村さんの場合、自身の活動を不特定多数の人に見てもらえるのだ。
私が中村さんの活動を知ったのもブログやSNSにて中村さんが情報発信をしていたから。
中村さんの活動に共感していた私は、南相馬市に来るのであれば是非とも会いましょうとコンタクトを取り会うことが出来た。
想像以上の可能性が広がる
中村さんが私の住む南相馬市に、たまたま来て出会うということことも偶然の巡り合わせだと思う。
自宅に招いて晩御飯を一緒に食べた際、中村さんの活動についていろいろ聞くことが出来た。
ブログで見る通りの自身の活動に情熱を持っている人で、とても魅力的な人だった。
自身の活動を発信している中で、
「偶然が重なって僕の人生ができているんです。」
とおっしゃっていたのが記憶に残っている。
「プロバイオリニストの葉加瀬太郎さんのラジオ番組にゲスト招待されたり、ドバイの観光大使の方に招待されて、東北の旅が終わったら今度ドバイに行くんです。」
発信することで、そんなにも可能性が広がるのかと私は驚いた。
凡人の私でも、発信すれば誰かの役に立ち可能性が広がるのかもしれないとおもった。
この世でたった1つの自分史を作れる
自分が体験したこと感じたことの記憶は、残念な事ながら時間と共に忘れ去られてしまう。
自分が経験したことはどんなことであれ価値がある事であり、これからの未来にきっと役に立つのだろうと思う。
経験を無駄にしない為にも、どこかに記す必要があるのだ。
中村さんは記憶に留めておきたいことはすぐにスマホにメモしていたのが記憶に残っている。
メモだけでは自分でしか振り返れないが、ブログやSNSで発信すればどんな経験であれネタにもなるし、他の人の役に立つかもしれない。
誰もが人生一度きりしかない。
この世で生まれた人生を価値あるものにする為にも、たった1つの自分史を作るのも面白いのかもなと思った。
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