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再び看護の世界へ...vol.10 (恥について...考える...)

復職して、どうしようもない不安がいつも付きまとっていた。

不安が解消するわけではないけど、何かをせずにはいられなかった。復職後ICLSを受講した。

ICLSは、日本救急医学会の蘇生のためのトレーニングコース。特に「突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」を習得することを目標とした、実技実習を中心としたコース。

このコースを受講したあと、アシスタントとして、コースに3回参加し、ワークショップに参加すると、インストラクターになる事ができる。

わたしは、アシスタントを3回経験して、ワークショップに参加し、インストラクターとなった。

わたしの中では、このワークショップの座学の時の言葉が忘れられない。

講師の医師は、こう言った。

「成人学習で、大切な事は、なんだかわかりますか?」 「恥をかかせない事です」

とても意味が深いと思った。

恥をかかせない事が大切なのだ。恥にもいろいろある。自分で恥ずかしいと感じる事と、恥をかかされた恥ずかしさは、別物だ。

その状況も、その時の感情も、その後の行動も、全く別のものになるだろう。

インストラクターとなる人達に向けて、講師の伝えたい事が、ここに詰まっていると思う。

そして講師は、更に続けた。                                      「もちろん、成人だけでなく、小児にも大切な事です。」と。

自らが、恥ずかしいと感じたら、きっと良くしようと努力し、その事に感謝し、自分を肯定する事へ繋がるかもしれない。しかし、かかされた恥は、相手への嫌悪感と自分への否定に繋がるだろう。

その言葉を肝に命じ、恥をかいても、恥をかかせない人であろうとしている。実際のところ復職後、恥をかきまくってきた。

講師の先生ありがとうございました...その想いとともに今日も看護師生活を送っている...


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