UiPath との出会い⑤
これで完結。UiPath との出会いの続きです。
本業 + 転職活動 + 乳児のお世話が何となくルーティン化された気がした 2017年の秋。
UiPath Academy も 100% 理解できていないものの、少しずつ前進していまいた。
そこに、突然、英語での学力試験が降ってきました。
英語のメールで、いきなり UiPath 採用チームから Hacker Rank の non-technical - logical & reasoning test の案内が来ました。
転職エージェントからも何も聞いておらず、とにかくいきなりメールが来たので、エージェントに確認したところ、エージェントも何も聞いていないということで、すぐに確認してくれました。
そして、この英語のテスト→社長面接という流れになるとのことでした。
とはいえ、何の試験かもわからず、対策のしようがありません。
いくら私がこの会社で働きたいと思っていても、私の能力不足で縁がないのであれば、仕方がない。
すべての物事には理由がある。
今その理由がわからなくても、いつか後になって、あの時ああだったから、今こうなっているのだあと思える日が来るのだろう。
とにも、かくにも、英語の試験をやらないと。
オンラインで受験だったので、週末カフェで子供に邪魔されない環境で受験しました。かなりドキドキしていましたが、意外と頭が割れるように難しいものではなく、あっさり終わりました。
そのテスト受験完了してから、すぐに社長面接の日取りが決まりました。
UiPath Academy も何とか、面接までに、 UiPath RPA Developer Foundation の受講を終えることができました。
そして、2017年10月の下旬、朝9時から、あの長谷川さんと大手町のお洒落なカフェスペースのボックス席で、最終面接でした。ドキドキしていましたが、聞かれるがままに、簡単に自分のことを話ました。
Salesforce は使ったことある?あたりからいきなり面接の言語が英語になりました。前職でも使ったことがあったので、どんなことをやっていたか簡単に英語で説明しました。
「わかった。じゃあ、ぜひよろしく」とあっさり、握手をして終わりました。
そして、その社長面接をした日、すぐにオファーレターが届いたのでした。
転職活動で6社と面接し、うち「子供の急な体調不良の時はどうしますか?」と聞いてこなかったのはUiPath (長谷川さん) だけでした。
逆に「女性の働き方改革のために、ぜひ頑張ってほしい」と言われました。
日本法人設立1年未満で人が全くいなかった当時にもかかわらず、初のワーキングマザー社員として歓迎してくれたのです。
後々聞いた話ですが、最後に急に受験することになったあの学力試験の結果が満点だったらしく、それがきっかけで、すぐに先に進めたようでした。
ピンチがチャンスになった瞬間だったのかもしれません。
これが、私の UiPath との出会いです。
2017年12月に入社してから、4年7カ月。
今でもこの出会いに感謝しています。
当時、学歴も職歴も超優秀なエリートたちに囲まれ、人に誇れるような学歴も経歴も肩書も何もない私は、肩身が狭く、ただ単にビジネスが円滑に進むよう、頑張るしかありませんでした。
それは今も同じです。毎日ジェットコースターに乗り続けていますが、私にはこれくらい刺激があるのがちょうどよいのかもしれません。
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