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心なんて弱いもの、強くならなくていい


何かのストレスに晒されたとき

人は落ち込んだり、悩んだり、悲しんだりして

涙を流したりする。生きることが辛くなったりもする。


その姿は人間の“弱さ“を垣間見る瞬間かもしれない。


人は“自分の弱さ”を感じると

“ああ、強くならなきゃ“と反動的に思ってしまう。


私もそう思って生きてきた一人。


たとえどんなに苦しくて辛くても

“こんなことでへこたれてはいけない“

“もっと強くならなきゃいけない“

自分を奮い立たせて生きてきた。


もちろん、自分を奮い立たせて踏ん張る時間も

人生にはきっと必要。


でも、心を強いものに育てようとするのは

『少し違うんじゃないか』、最近そう感じている。


心なんて、弱いし、儚いもの。

その弱さこそが、心の最大の魅力なのだと思う。


弱い心の持ち主だからこそ、

より一層感情豊かに生きれる。

人の痛みや想いに気付く力がある。


弱くても立派なことがある。

その弱さを誇らしく、自信を持って生きていきたい。


強く育てようなんてしなくていい。

強く育てていくことよりも

ありのままのその繊細な心を大事に大事に守っていくことの方が

何十倍、何百倍も大切。


心が弱いことなんて、何にも悪くないし、恥ずべきことでもない。

弱い心をいたわりながら、弱さ全開にありのままの自分で生きていこう。


私は“弱い心“を持つ人こそ、誇らしく生きていける

世の中であってほしいと願う。



そして、これは紛れもなく

自分自身への強いメッセージでもある。



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