第2話「わたし」はどこから始まってどこで終わる?

さて、まずはこの「そもそも」のおはなしからしていこうと思います

タイトルそのまま、
「わたし」はどこから始まってどこで終わるでしょうか?


すぐに答えられる方はどれくらいいらっしゃるでしょうね?

まずわたしからお伝えしておくこととして、
「真実」は人それぞれである
という大前提があります

なので、今あなたが思った、考えた、感じたことが、あなただけの真実であり、
正解か不正解かを議論する必要はありません

全てのものごとは非常に「多面的」です

色々な面があることこそが答えです

ではなぜわたしが質問を出したのか?
と言うと、
「ものごとを理解するのに役立つ面」というものがあるからです


例えば今目の前にピラミッドが現れたとします
(どんな状況なのかは置いといて)

どんなピラミッドをイメージしましたか?
今思い描いているピラミッドの面が、あなたにとってそれをピラミッドと認識しやすい側面です


形あるものの見方というのは、そのものと理解しやすい、見やすい角度というのがありますよね?

 多分ですが、形のない事象を捉えるためにも、理解しやすい角度というのがあって、どの角度から見ても間違いでは無いけれど、わかりやすい面というのがあると思うのです

「9極人間学」も人間という事象を「わかりやすく捉えるための」ひとつの角度だと思っていただければ良いかもしれません

またはなしがそれました

さて、あなたの中の「わたし(自分自身)」とはどこからスタートして今に至っていますか?

「物心ついた○歳ころ」とか
「記憶として残っているところから」とか
表現されたり

「受精卵からがわたし」とか
「精子だった記憶があるのでそこから」とか

人によって様々です

どこからを「わたし」と定義付けるかは、それぞれの答えがあって良いのです

ただ、人生というものを「幸せ」にしていくためには、とある角度から見ることが大事なので、ひとつの角度としてお伝えさせていただきますね


実はわたしには、「梢という名前がついた肉体」を持つ前の、魂だった頃の記憶があります

それはいわゆる「あの世の記憶」

そこがどこかと聞かれても説明できないのですが、地球上では無いどこかに、まだ人間である「梢」になる前の「わたし」が存在していました

「わたし」は人間になるべく、地球上でのわたしという「肉体」を産み出してくれる「母」を探していたのです
まあ、そこまで仰々しい感じには捉えていなくて、とっても軽やかに

「あの人!!着てる服が可愛いあの人にする♡」

って結構間近まで寄って確認していました

わたしの記憶があるのは残念ながらこの場面だけです

作り話でしょ?って思われるかもしれませんね


でもこれ、わたしが4歳の時に、実際に母にはなした内容なのですよ

「茶色いワンピースが可愛かったから、ママにしたんだよ」

って


その時の母の返答は

「きもちわるい!!」
「アルバム見て言ってるんでしょ?」

でした(苦笑)

4歳のわたしはこの答えに心底傷つきました

母のアルバムがあることを知らなかったですし、もちろん見ていませんでした

しかもきもちわるいって、、、

わたしは母が喜ぶと思って伝えたので、とってもショックだったのです

でも、こずえ4歳、意外と強氣(笑)

そうか、生まれる前のはなしは大人にはわからんのだな、と

生まれた直後、わたしが寝かされていた部屋の風景(その後引っ越していて、写真もほぼない)を

こっちにオレンジ色の棚があって、こっちにドアがあったよね?
ベッドで寝てたよね
全部覚えてるんだよ

って伝えました

そしたら母は

「きもちわる!!」
とまた拒否( ; ; )


それ以来わたしは、伝えても何も良いことないんだなと、生まれる前や赤ちゃんの頃の記憶を封印したのです

そんな悲しい経験ではありますが、今わたしが伝えられるのは

「肉体」だけが「わたし」ではないということ

「わたし」というのは「意識体」なのだということです

だから今の人生を終えたとしても、「わたし」は消えないのです


ではなぜ「わたし」は存在するのでしょうか?

その答えは「そもそも」の「宇宙創成」にあります

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