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第4回ここあじインタビューの感想🍀

12月26日(月)21:00に行ったTwitterスペースの対談を終えて、しゅんたろうが感じたことを書き起こしていきます。

第4回のスペース配信を聞きたい方は、こちらのスレッドをご確認ください😌(リプ欄に話した概要も残しています。)

対談ゲスト:保育士父ちゃん ゆうさんについて

しゅんたろうの大学時代の部活の先輩です。自分が1回生で入ったとき、ゆうさんは4回生でした。とにかくイベントを企画されるのが大好きで、好きなものを語るときは熱くて、いつもゴキゲンで面白い先輩という印象でした。いまでも年に何回か、zoomで数人で集まって、おしゃべりを楽しむ間柄です。

島根県で保育士の傍ら地域活動にも尽力される2児の父。子どもも親も楽しめる親子向けイベント(手遊び、工作、コンサート等)を開催されています。

元々ゆうさんの持つ「とりあえずやってみよう精神」「人との繋がりが好き」という特性に加えて、「自分の保育スキルや繋がりを地域に還元したい。」という想い。それによって、保育士⇔地域活動⇔子育て、仕事⇔趣味⇔プライベートの相乗効果が生まれてるという話には、学ぶものがありました。しかも、「単純に自分が楽しいから」という理由でやられてると聞いて、まさに天職だなと感じました。

対談の感想:地域コミュニティに学ぶ"日常の幸せ"

今回の対談で感じたのは「昔ながらの地域コミュニティが、いかに私たちが生きる上での支えになってくれていたのか」ということです。

私自身、広島の片田舎から、都会に憧れを抱いており、就職活動のタイミングで都会に移り住むことを選んだ人間です。田舎は両親からの干渉や、ご近所付き合い、地域のしがらみが煩わしい。都会は人・物・金が集まり、おしゃれな街並み、流行の商品、テーマパークなど、なんでも揃って素晴らしい。というのが当時の私の考えでした。

しかし、都会に13年間住んでみて、今の印象は真逆です。所狭しと並ぶお店、次から次へと移り変わる流行、ドライな人間関係。いつしか都会の環境が、密集しすぎていて騒がしいと感じるようになりました。今は、埼玉の片田舎に引っ越したのですが、とても過ごしやすいです。

「離れて初めてわかる"田舎のありがたみ"」とでも言うのでしょうか。都会に出てきての十数年はとても貴重な体験でしたが、いくら物質的に豊かでも、必ずしも幸福ではない。ということ身をもって感じました。

田舎には何があるのか

年末には、地域のみんなで集まって、お餅つきをする。毎年の集まりで、近所の子どもの成長も見れる。子どもたちは、家族や学校では出会えない大人たちと交流できる。そこでは、子どもとおばあちゃんで後出しジャンケン退会をしているかもしれないし、子どもがおばあちゃんの上手な餅つき捌きを見て「スゲー!」と感動してるかもしれない。そこには世代を超えた自然な交流があるんですよね。(その土地ならではの自然や文化も)

いつの時代も、古い慣習への不満はあるし、時代と共にアップデートしていくことも必要なのかもしれない。でも、どれだけ技術が進歩しても、社会の中で人と人が関わり合って、自然の恵みを受けながら生きていく、という原理原則は変わらないんですよね。「お金を払えば何でも手に入る」と人間の都合を優先した先に環境破壊があったように、「人と人は支え合って生きていくもの」とか「食べ物は自然の恵みをこうやって加工して私達の食卓に並んでいる」とか、そういう"人としての当たり前の道徳"を自然と教えてもらえる場所が地域コミュニティではないかと感じました。

ゆうさんの活動が提供しているもの

一言に「地域コミュニティ」といっても、コミュニティ運営がうまく機能せず、廃れていってる子ども会もあるでしょう。ゆうさんのような方が地域活動を行われることで、子どもも大人も楽しめる活動内容が充実して、純粋に「楽しそう」「参加してみたい」と思う方々が増えていくのではないかと思っています。形式にとらわれず、愛の溢れるコミュニティを作る一助になっているんじゃないでしょうか。

上手なコミュニティ運営をするために必要なことは2つ。「とりあえずやってみよう精神」と「人を巻き込んで、どんどん繋げていこう精神」です。そういう人が、幅広い世代をつなげるハブの役割として機能すると、風通しの良い組織になるように思います。それが地域コミュニティなら、本当の意味で地域が活気付く。そこにはお金を掛けたかどうかは関係なくて、結局は「人」と「人」。その有機的な結びつきさえできれば、幸せな組織が生まれ、その組織の恩恵を個人が受けられるのだと思いました。

ネット社会より、リアルな交流をしていこう!

結局は「人」と「人」。折に触れて感じます。

ネット社会でのうわべの交流よりも、リアル社会でのナマの交流を。
同質な人たちとの交流よりも、異質な人たちとの世代を超えた交流を。
そうすることで、新しい発見が生まれて、日々のワクワクが増えるかもね。

あと、自分が「考えが古い」とレッテル貼りしていたものを、「本当にそうなのか?」と一度フラットな目線で体験してみるのもいいかも。過去の経緯や受け継がれた知恵を汲み取ることで、なにか新しい発見があるかもね。

心で味わう幸せな日々を、ひとりでも多くの人が過ごせる世の中になりますように🍀

しゅんたろう

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