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ダンジョン飯4話に学ぶ「便利と安易の違い」

ダンジョン飯、なんだかんだ好きで見てます。
4話は特に良かった。
何気ない発言が、めっちゃ深いこと言ってたりする。

便利と安易の違い

ゴーレムの土を畑にして、野菜を収穫して、キャベツ煮を作るというお話。

ドワーフがかまどに火をつける際、
エルフが「私が魔法で火をつけてあげようか?」というが
ドワーフは「火打金でつけるからいい」と断る。

「なにかを手軽に済ませると、なにかが鈍る。
 便利と安易は違う。
 おまえのやり方だと、店の野菜を買うのと変わらん。」

たしかにー😍

自給自足と、便利の享受

現代人は、便利を享受することに慣れすぎてる。
「お金を払えば、便利を享受できること」を当たり前だと思っている。
(だから、お金に依存してしまう。)

一方で、「お金に依存しなくていい生活って、なんだろう?」と考えると、究極は「自給自足」なんだと思う。

畑で野菜を育てて、食うものにさえ困らなければ、お金がなくても生きていける。そこには、ある種のサバイバル能力が必要となる。

知ってて使うのが「便利」、知らずに使うのが「安易」

火の魔法がなくても、キッチンコンロやライターやマッチがなくても、最悪自分で火がつけられる。でも、便利だから、コンロを使う。

これは文明の利器(技術)と正しく付き合えてる状態と言える。

逆に、キッチンコンロやライターやマッチがあるんだから、自分で火がつけられなくてもいいっしょ。と考えるのは、安易だ。

自分がサバイバルせざるを得ない状況になったときに、自分がいかに便利の恩恵の上にあぐらをかいていたのか。文明の利器が使えなくなったときに、自分の無力さを痛感することになる。

いまの"ある”は当たり前じゃない。

現代社会は、様々な名もなき先人たちが、社会を発展させてくれたおかげで、存在している。

『いつまでも、あるとおもうな、親と金』
とは、よく言ったものだ。

いまの"ある"に感謝するとともに、なくなっても自立できるよう準備はしておくことが大切なのかもね。

ではまた!

しゅんたろう

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