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オリンピックサッカー終わりましたね

 二回目の更新です。 

 それにしても残念ながらメダルには一歩届かずでしたね……

 まさか一度勝った相手に、予選ではPKで点を取るが今回はPKで失点、さらには日本が銅メダルを獲得したオリンピックはメキシコの地で、今回はその逆だったと。

 ある意味色んな奇跡は起こってましたねw

 今回は先程終わったばかりのオリンピック男子サッカーについて偏向した内容になるかと思いますがお話ししていきたいと思います。どうか暖かい目で見てください。

 まずは三笘薫選手について話していきたいと思います。

 三笘選手は8/6現在川崎フロンターレ所属、今シーズン8ゴールを決めており、その独特なドリブルで注目されている選手です。私が初めて三笘選手を知ったのは筑波大学のサッカー部に所属していたときです。あの時から凄かった(語彙力)ですが、川崎フロンターレに加入してからは周りとの連携も強化されさらに飛躍した選手でした。

 今回のオリンピックの3位決定戦では途中出場ながら多くのチャンスを作り、さらに一点を取りました。おもわずガッツポーズしましたねw

 となるとやはり試合に出場した時間が短いのが悔やまれます。

 やはり怪我の影響なのか、それとも監督の判断なのかは分かりませんが、やはり三笘選手はピッチにいてほしい存在でした。

 同じ左のウイングというと名古屋グランパス所属の相馬勇紀選手がいます。彼も多くの試合で彼の個の力で突破してチャンスを作るシーンが何度もありました。予選リーグのメキシコ戦ではそれでPKを獲得しました。彼もいい選手だと思います。実況の方も

 「相馬選手は一人で突破できる力を持っている選手です」

 と言っており、本当にその通りだと思います。しかし彼は、

一人で突破できる選手ではあるが、一人ではシュートが決まらない選手

 だと思います。

 どういうことかというと、相馬選手はその持ち前のスピードで左サイドからゴールラインの方へ一気に持っていくことができ、そこからクロスをあげることができます。それが一人で突破できるということです。

 しかし、クロスをあげるということは同時にゴール前に誰かいなければなりません。

 準決勝後半を思い出してください。日本はスペインに攻め込まれている時間が続きましたが、クリアボールからカウンターのチャンスになるタイミングがありました。

 さてこのとき、三笘選手と相馬選手のどちらが点につながるでしょうか。

 相馬選手がボールを持った場合、ゴールラインまで運ぶことはできますが、ゴール前は人数が足りているでしょうか。後半ならば尚更疲労も溜まり人がいません。それではクロスをあげてもゴールに入る確率は低いです。

 三笘選手ならば、スピードのあるドリブルでゴール前まで一人で運ぶことができ、中の人数関係なくシュートが打てます。

 相馬選手は高確率でゴールラインの方へ運びます。中に入るようなプレーのときもありますが、そのときは持ち味のスピード感が活かせません。

 そういった点で三笘選手の起用の方が点が取れたのではないかと考えます。

 さらに怪我という観点でもう一人、鹿島アントラーズ所属の上田綺世の起用についても考えていきます。

 今回のオリンピックはコロナ禍ということもあり、選手選考に大きな変化がありました。通常は選手18人でバックアップメンバー4人という構成でしたが、今回は選手を22人登録し、試合の都度スターティングメンバーとベンチで計18人にするという形を取りました。

 この変更でチャンスを得た選手がサガン鳥栖所属の林大地選手です。今回多くの試合で林選手を先発起用していました。しかし私からすると

 本当に林選手でいくの? 

 と思っていました。確かに上田選手が不調ならば林選手が先発なのは当然です。チームはパスサッカーを主体とし、時にロングボールで前線に繋ぐのが日本のスタイルです。そうなるとポストプレーができ、裏への抜け出しもできる林選手が選ばれます。横浜F・マリノス所属の前田大然選手は裏への抜け出しやスプリントを武器にしている選手なので、このチームのスタイル的にスタメン起用はされにくい選手です。A代表のFWも大迫勇也選手が先発で浅野拓磨がベンチスタートなのも同じ理由であると考えられます。

 しかし本当に林選手が適任だったのでしょうかと疑問が残るばかりです。

 決勝トーナメントは上田選手をスタメン固定にすることはできなかったのでしょうか。

 個人的には川崎フロンターレ所属の旗手怜央選手をFWで見たかったですw

 だって元々FWの選手でしたからw

 旗手選手といえばなんですけど、左SBの起用は上手だったと思います。攻の旗手選手と守の中山雄太選手を相手によって切り替えるというのは良かったと思います。

 あと気になったのはキーパーですね。

 今回の大会誰がキーパーなのか私自身とても注目していました。なぜなら私もキーパーをやっていた時期があるからです。

 正直なところ誰がメンバーに選ばれるか、さらには誰がスタメンに選ばれるのかわかりませんでした。活躍の場が多くなかったからです。まさか鹿島アントラーズ所属の沖悠哉選手が外れるとは思いませんでした。

 その中でも全ての試合に出場した湘南ベルマーレ所属の谷晃生選手は大会内で本当に成長した選手ではないでしょうか。

 PKを止めたりビックセーブを連発したりと本当に頼れる正GKになっていたように感じます。選手選考の時期私は谷選手の動きにヒヤヒヤしていました。前ですぎだろ!!なんだそれ!!何回か声に出しましたw

 しかし試合をこなすにつれて安定感が増していきました。元日本代表の川口能活氏の指導もあり一段とステップアップしたのではないでしょうか。川口氏の指導、羨ましいです。

 今回は大きく3つ、左ウイング、FW、GKについて話しました。まだ話したいこともありますが、それはいつかまた。

 ここまで読んでいただきありがとうございます。川崎フロンターレの選手に偏向した内容にはなっていますが批判等は無しでお願いします。

 また次回お会いしましょう。ありがとうございました。

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