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戦後のおじいちゃんの言葉

現在僕は、おじいちゃんの残してくれた従軍日記をnoteで少しずつ公開しています。
その中で、こころに刺さった短文を紹介します。


倖せ!

わたしどもの 若い時は、
外からの 無慈悲な力で、
親子夫婦のあいだを 引きさかれた。

家庭の事情も、
家族や本人の意思も、
まったく無視された。
命すらも捨てさせられた。

そのような国家も、
はかり知れない犠牲によって、
生まれ変わり、生長しつつある。

今の人たちには、
あんな悲劇や苦痛はなくなった。
結婚するにしても、
そんな心配はなくなった。

それだけでも、
なんと倖せなことか!



いかがでしたか?

これは戦後、生き残ったおじいちゃんが
未来の誰かに書き残したメッセージなのかもしれない。

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