わたしはこんな人・前半戦

こんにちはこんばんはおはようございます。フリーランスでナレーターをしています、こうこと申します。いままでのこととか、日常のこととか、これからのこととか、文字でまとめたいなと思ってnoteを始めました。

そう、私ナレーターなんですけど。じゃあずーっとナレーターだったんですかというとそうでもなく。これまでのことをちょっと書こうとおもいます。

①こどもの頃のわたし

小さい頃のゆめってありますよね。私のいちばん古い記憶だと、幼稚園の頃。フィギュアスケートの選手にあこがれていました。当時、お絵かきの時間で将来の夢を描こう!というのがあったんですが、フィギュアスケートの絵を描けずに、泣く泣くケーキ屋さんだかお花屋さんの絵を描きました。あの時のくやしさは未だに覚えていたりします。

この漠然とした夢とは別に、わたしは読むこと歌うことが好きなこどもでした。幼稚園では、紙芝居を作って、みんなの前で読み聞かせをしました。先生の膝の上にすわって読みました。みんなが目をきらきらさせながら聞いている光景をおぼえています。小学校では、校長先生の前で詩を暗誦する取り組みがあって、成功するとスタンプがもらえました。まきこ先生という女性の校長先生でした。やさしい方だったなあ。歌もよく歌ってました。キンキン声だったので、超音波!とよくからかわれていました。

②わたし、公務員になる

時間を飛びまくりまして大学生の頃。そろそろ就職先とか考えないとね、なーんて時期になりまして、わたしとっても困りました。夢とかなんにもなかったので。で、安易に。ほんとに安易に公務員になろうって思ったわけです。大学では、公務員講座というコースをとることができまして、それを大学3年生から受け始めたわけです。法律の勉強とか、なんだかよくわからない勉強とか、いろいろしました。小論文の練習もしました。図書館に通う毎日。そこそこ勉強がんばっていました…が。

③わたし、公務員になれない

ここでわたし、足を踏み外します。大学4年生の2月。もうすぐ受験シーズンが始まる2月。わたし…乙女ゲーにはまってしまいました。はまると自ら沼に顔を埋めて窒息死するタイプのわたしです。徹夜、徹夜、徹夜…。わかっちゃいるけどやめられないマーチです。と、いうことでほぼほぼ勉強しなくなった私。大学職員、地元の市役所、県庁、隣市の市役所、警察、裁判所事務官と、併願できるものは全部併願しましたが…二次試験までは通るもののまったく歯が立たない。周りの友達はどんどん試験に合格していく中、絶望的な状況に陥ります。自業自得過ぎてすごい。そうして大学4年の12月。わたし、ここで一歩たちどまってみました。あれ、わたし公務員なりたいとか言ってるけど、本当になりたいのかな?わたしって何がやりたいんだっけ???と、ここで自分の人生を突然振り返り始めたわたしは、読むのがすきだった!ということを思い出します。読むのが好きだと何ができるだろう…あ、ナレーターだ!となったわけです。

それから、親にはわたしナレーターになる!と思い切って打ちあけましたが、何言ってんだと一蹴されます。そりゃそうです。状況的にやけになってるようにしか思えなかったと思います。それまで、ナレーターになりたいなんて素振りも一切なかったし。当時、父親と一緒にいった飲み屋さんで、そこのお店の人に打ち明けたら、馬鹿かといわれたのも今はいい思い出かもしれないいや人に馬鹿っていうのはよくないと思うゆるさない。

とはいえ、うちの親は理解があるのでとりあえず就職しといたほうがいいから、応援はするからとかなんかそんなことを言われたような気がします。でももう1月です。渋々納得したもののやばいやばい。ニート5秒前。

④おしりが燃えている

というわけでわたし、4年の後期なのに単位が、単位が、という状態で授業を受けながら民間企業を探し始めたわけです。。色々、アウトだったわたしof大学生。しかし時期も時期。なかなかいい企業が見つからず(だって1月)心ばきばき。ああ、もう無理かな~~あきらめちゃおっかな~~と自暴自棄になっていたときに、就職支援課の方から連絡が!!!!わたしが探していた条件にぴったりの企業が~~~!!

そこからはもう、そこ一点集中でめちゃめちゃにはちゃめちゃに頑張りました。この不況に公務員一本でいこうと思ったの?甘くない?と面接で痛いところを突かれたりしましたが(だいぶダメージだった)なんとか!合格できました~~~~!!!合格の電話がかかってきた時のこと、忘れもしません。友達とカラオケに行って「天城超え」を歌っている時でした。

でもあとから聞いたんだけどさ、内申悪くて一回弾かれたらしいよわたし…綱渡り人生…。


ということで、思いの外長くなってしまったのでここで一旦終わりにしようと思います。


さようなら

後半はこちら

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