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【参考書レビュー】やさしい中学英語
まさに至れり尽くせりの1冊
雑感
やさしい中学英語は、中学3年分の英語の内容を1冊にした分厚い理解書です。586ページもあります。
ポイントは先生と生徒たちの会話形式になっているところです。これが合うか合わないかは人によると思います。
最初に0章から始まっており、そこには、勉強を始める前に、英語の学び方が書いてあります。また、英語の語順に関すること、単語の覚え方など、はじめに大切なことがたくさん載っているので絶対に飛ばさず読んでから始めましょう。
別冊が付いており、本書で解説した問題一覧が載っています。これは復習するときにかなり便利ですね。やさしい高校数学もたしか別冊ついてましたよね。
英文法の解説だけではなく、問題に対する解き方が結構詳しめに書いてあります。ここをしっかり読むとテストに活かされてくると思います。
途中に書いてあるお役立ち話は、プラスアルファの情報だったり、まとめの情報が載っています。
最後の6章では、入試問題にチャレンジという項目まで付いています。しかも形式別です。語形変化、適語選択、書き換え、並びかえの4種類のポイントが詳しく解説されています。この部分は良いですね。
中学のゼロから始める本なのですが、読んだ感じ意外と難しく感じるかもしれません。大人なら大丈夫そうですが、中学生なら、分厚いし挫折しそうな気配がします。もちろん人に寄りますが。
ただ、本質的な解説も多くしっかりと理解出来たらかなり強いでしょう。もっと簡単めな本をやった後にやるのでも良いと思います。
また、本書の使い方でも書いてあるとおり、自信がない単元だけを読む形でもよいでしょう。全部読み通すのが無理な場合は、授業でつまづいた箇所を読むだけでも価値はあると思います。
そんなときは、ひとつひとつシリーズならすっごく簡単なものから始めると良いでしょう。簡単なところからスモールステップでやっていく方が挫折せずに進めていけるでしょう。心配なら、まじで簡単なものからした方が良いよ。
もっとシンプルなものが良い人は、こういったものもあります。
やさしいシリーズは、高校英語もあります。こちらはあまり知られていないのですが、オススメです。「大岩のいちばんはじめの英文法」で有名な大岩先生が書いています。
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