育休明けは時短勤務を選択すべきかどうかについて
2度目の育休中、毎日noteチャレンジ29日目のKouKoです。
今日は、育休明け復職時は「時短勤務」を選択したほうがよいのかどうかについてです。
時短のメリット・デメリットを意識する
育休中の友人やセミナー参加者の方から、「復職時は時短にしたほうがいいのか?」という質問を受けることがあります。
私は、第1子の復職時は時短を選択し、段階的にフル勤務に戻しました。
以下、時短のメリット・デメリットです。
時短のメリット
・勤務時間の縮小=育児時間の拡大
・育児時間の拡大による心の余裕
時短のデメリット
・収入面が減る
・任されるタスクが変わる(場合による)
・タスクが変わることでやりがいが減る
時短のデメリットで大きなポイントは、「収入」と「やりがい」だと思います。
所属する組織によりますが、どうしても時短を選ぶと責任範囲も変わり、それがやりがいに影響します。私もそうでした。
私は、第1子の産前は部下ありの管理職として勤務していましたが、復職後部下なしの管理職。管理職といっても時短を選択しており、当時ほぼ経験がない事務系の業務を担いました。
この経験はとても自分で考えさせられ、当時「時短を選択したからしょうがないのかも」と自分で言い聞かせようとしましたが、やはり慣れることはできず、途中で自分の希望と業務にコミットしたいマインドを伝えフルタイムに戻しました。
振り返ると、決して時短を選んだから希望をいえないということではないと思います。むしろ、そう思ってしまった自分が間違っていますし、きちんと復職時に希望を伝えなかったことが原因の一つだと思います。
だからこそ、今育休後アドバイザーとして復職前の方にお話しをするときも、「メリット・デメリットを把握したうえで、主体的に自分の希望を伝えること。そのためには物理的な両立環境を伝えることが肝要」というお話をしています。
物理的な両立環境については昨日のnoteで触れました。
4月の復職に向けていろいろなものを「見える化」し始める|KouKo|note
復職後のキャリアは低空飛行のイメージで
人によって、時短が望ましい人、望ましくない人、それぞれです。
どちらにしても、復職後のキャリアをイメージする際に「低空飛行」でいることは大切だと感じます。
いきなり、休職前のイメージでエンジン全開で頑張りすぎると疲弊してしまう。
一方、おそるおそる低すぎるハードルを設定してしまうとやりがい減やその後アクセルを踏みたいときに踏みにくくなってしまう。
低くても飛び続けるイメージを持つこと、そして、コンフォートゾーンではなくストレッチゾーンのイメージでキャリアを描くことが重要だなと、復職前当事者として感じます。
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