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肺胞気-動脈血酸素分圧較差(総Ⅲ3C9)

いわゆるベタなテーマであるが、なかなか本質がつかめず、記憶に頼らざるを得ないがゆえに、悩ましい。 いまいちど整理してみよう。 まずは理想論から。 肺胞気酸素分圧…

Lefty44
3年前

気管支喘息、咳喘息(各ⅣA1)について

気管支喘息とは、気道に吸着した外来抗原に対するアレルギー反応によって起こる。

Lefty44
3年前

好酸球性肺炎について

好酸球性肺炎は、急性および慢性に分類される。 臨床上、急性好酸球性肺炎だろうが、慢性好酸球性肺炎だろうが、「抗生剤投与に反応しない肺炎」を契機に、この疾患が疑わ…

Lefty44
3年前

肺胞気-動脈血酸素分圧較差(総Ⅲ3C9)

いわゆるベタなテーマであるが、なかなか本質がつかめず、記憶に頼らざるを得ないがゆえに、悩ましい。

いまいちど整理してみよう。

まずは理想論から。
肺胞気酸素分圧は、動脈血酸素分圧と理想は等しいよね…
からスタートする。
健康な成人でも多少のずれは許容される(これが、A-aDO₂の基準値が15Torr以下の理由)。

しかし、特定の疾患では、それが開大する。
つまり、肺胞気酸素分圧-動脈血酸素分

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気管支喘息、咳喘息(各ⅣA1)について

気管支喘息とは、気道に吸着した外来抗原に対するアレルギー反応によって起こる。

好酸球性肺炎について

好酸球性肺炎は、急性および慢性に分類される。

臨床上、急性好酸球性肺炎だろうが、慢性好酸球性肺炎だろうが、「抗生剤投与に反応しない肺炎」を契機に、この疾患が疑われることが多い。

つまり、発症からの経過期間で急性or慢性を鑑別することは、理論上ナンセンスであり、患者背景から鑑別することが望ましい。

無論、治療に関しては、結局ステロイドの投与である。

では、なんのために、病型分類するのが大事か

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