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すいか

ドラマ【すいか】
このドラマご存知でしょうか

わたしは知らなかったのですが、あさイチで紹介されてたのをきっかけに一気見しました📺

大きな起承転結を狙ったストーリーではないのですが、
見終わったあと、
”あ~なんか良かったな。”
”きっとまた見たいって思うドラマだな。”
としみじみ感じたドラマでした。

実家暮らし・34歳の煮詰まっている銀行職員の基子。
同僚の3億円横領事件をきっかけに、母親との独立を決意、
食事付下宿の”ハピネス三茶”で暮らし始めるところから物語は始まります。
ハピネス三茶では
・厳しいけど優しく曲がったことはしない女教授
・家賃を滞納していて猫が大好きなエロ漫画家
・ごはんづくりが得意な若い大家さん
が暮らしていて、基子は初めて自分の人生を歩き始めるのです。。

物語の中で基子が、
「自分の殻を打ち破る衝撃的なこと」をするために、中学生の時からしている100円玉貯金を一気使いしようと心見るシーンがあります。
貯金は結局、下宿で使うクーラーを買ったのですが、
そこで分かったことがあるのです。

衝撃的なことは手に入らなかったけれども、
自分が手に入れたかったことは、
”みんなに喜んでもらいたい・誰かの役に立っていると実感したい” ということだったのです。

何かを変えたい・殻を破りたいと煮詰まっていた基子ですが、
家を出て、ハピネス三茶に住み始め、
毎日を大切に、今、目の前の人との暮らしを生きてるうちに、
実は、人生は常に変わっていたのです。

私も代り映えのない日々に飽きることもありましたが、
このドラマを見て、この毎日こそがひょっとして大切なのかもしれないと
ちょっとわかった気がします。

29歳になり、何か人生の節目を感じることが増えましたが、
変わることもコワい、でもこのまま変わらないこともコワいと思うことがあります。

”あの北斗七星だって時がたてばやがて形を変えてしまうそうです。
星さえ形が変わるのだから、私たちに何が起きても不思議ではないのかもしれません。
私たちは何が起きても不思議ではない星に住んでるのです。”

最終話でのセリフがどこかすっと身に沁みました。
変化はコワいと思うこともあったけど、実は変わっていないようでどこか毎日変わっている日々なんですよね。
とりあえず肩ひじ張らず、毎日と向き合っていこうと思います🐈

ゆるくみれるけど、セリフが響くのでぜひ見てみてください!

KOKKO



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