論理的思考がないとスキルを持っていても無駄！？　〜ロジカルデータスキル　09

こんばんは！こっこです！
コロナのせいで色々と計画が崩れてしまいましたが、1人の時間が増えて自分磨きの時間に使えるので、この期間を有意義に過ごしていきたいと思います。
オンライン飲み会でくだらない話をしている人達に差をつけていきましょう！！

今日はまたレベルが上がっていきますが、ビジネスをする上でもっとも重要な「論理的思考スキル」についてお話をしていきます。
この論理的思考スキルがないと、経営者でもサラリーマンでも、ビジネスを始める際に描いた夢がそのまま夢物語で終わってしまいますので、是非参考にしていただきたいです。

①論理的思考スキル（フェルミ推定）

論理的思考スキルがあるかを測るときによく使われるものが「フェルミ推定」です。こちらはご存知の方も多いかと思います。

では、何故このフェルミ推定が重要かというと”その事業を始めて、利益を得られるか”という推測を測ることができないと確実に事業に失敗するからです。

良い例はプロ野球選手が引退後に、飲食店経営を始めて廃業に追い込まれるケースです。これは、よく耳にしますね。
おそらくですが、「焼肉が好きだから始めよう」「この立地なら人も来るだろう」「野球で名前も売れたしおそらくなんとかなるだろう」という浅はかな考え方から始めて失敗をしているはずです。
今、人気球団Gでヘッドコーチをしている方もラーメン屋を潰してしまいましたしね。

では、そのラーメン屋を開業する上で必要な考え方が下記の図になります。

◆ラーメン屋　こっこヌードル
座席数：13
場所：赤坂駅
ラーメン価格：650円
僕も今勤めていますが、ビジネス街なので、平日の方が人は多いです。

※考え方は間違っていなかったですが、自分でやったら原価を倍くらいに設定して約5万円の赤字になってしまいました、、、笑

こっちが竹花校長の回答です。

このフレームワークを覚えて、事業計画を立てることが大事になってきます。

”顧客視点を論理的に証明し、追求することがビジネスでは最も重要”なことなのです。

そして企業は、「いくら売り上げた」ではなく「いくら手元にキャッシュを残せたか」この考え方は忘れてはいけません。その上で、正解・不正解を見る思考力が大切になります。

②データに基づく事実の証明（ファクトを知る）

皆さんこんな経験をしたことはありませんか？
自分がこうだと思っていたことが、後々調べてみると事実と異なって間違っていた。「自分が思い込む思考」や「自分だけが見ている視野」これが正解だと思ってしまう程危険なことはありません。だって事実じゃない可能性があるから。

ここで述べたいのは、”何事もしっかりとしたデータに基づく事実が必要”ということです。

例えば天動説と地動説が良い例でしょう。
天動説（昔の考え方）・・・地球の周りを太陽が回っている。
コぺルニクスの地動説（今の考え方）・・・太陽の周りを地球が回っている
これも結局は昔の人々が勝手に抱いていた思い込みなのです。

※天動説・地動説はこちらを参考にしてくださいhttps://note.com/yumotsuyo/n/nfddff634716e

あとは、世界で起きている事実を知るためには「ハンス・ロスリング著　ファクトフルネス」がオススメです。自分が世の中の事実をいかに知らなかったかをデータに基づいて知ることができます。とても面白いので読んでみてください。

③分断本能

人間は世の中を白か黒かで物事を見ようとする習慣があります。例えば、「金持ちと貧乏」「先進国と途上国」「勝ち組と負け組」人はこのようにすぐ区別をしようとします。しかし実際はこのようになります。

ハンス・ロスリングがファクトフルネスでも言っているように、世の中は単純に二つに分断することはできないのです。

ラーメン屋を始めるにしても、「人通りが多い=良い、人通りが少ない＝悪い」というわけではありません。

人通りが多いところにもデメリットはないのか？人通りが少ないところにもメリットはないのか？このような考え方ができるので、分断本能は捨てなくてはいけません。

④ネガティブ本能

最近は新型コロナウイルスの報道が連日されています。でも感染者数ばかりがフォーカスをされ、「感染者数が●日連続で増加」と報じていますが、じゃあ「その●日間に毎日何人検査を受けたんですか？」と問いたいです。

例）検査人数➗感染者数＝感染率
1日目：検査人数1000名➗感染者数100名＝感染率10％　
2日目：検査人数1200名➗感染者数115名＝感染率9.6％
3日目：検査人数1500名➗感染者数130名＝感染率8.7％

おそらくですが、感染者数が毎日増え続けているのは、新型コロナウイルス検査を受けている人が増えているからだと考えています。

感染者が増えていることはネガティブですが、感染率が下がっているというポジティブな見方もできます。

これはあくまでも一例ですが、感染者数ばかりにフォーカスをした報道を行っているせいで、本当は回復傾向にあるタイミングになっても「日本がどんどん悪くなっているのではないか？」と思い続ける人が増えるはずです。

人間は「ネガティブな情報に共感」をする生き物であり、そのネガティブセンサーをコントロールしているのが報道するメディアなのです。

先進国が増え途上国が減っているという事実があるにも関わらず、「極度の貧困が増えて格差社会が広がっている」と思っている人が、多いのもメディアがネガティブな報道ばかりしているから。（ファクトフルネスにも記されています）

事実（ファクト）を知るために情報を得ようとしている人が少ない裏返しとも言えるでしょう。

以上になります。

今日はより経営的なお話になったと思います。ただ、この論理的思考スキルは、サラリーマンだろうが絶対に必要になるものです。是非学んだことを来週から生かしてみてくださいね！

新型コロナウイルスの影響で、営業マンにとって厳しい状況かと思いますが、皆さんも負けずに頑張りましょう！あとは感染にしないように気を付けて生活してくださいね。

次回：論理的思考がないとスキルを持っていても無駄！？　ロジカル設計

ここまで読んでくださった方は、何らかの悩みがあるからこそ最後まで見てくれたかと思います。
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ではまた今度！！