春はうららに過ごしたい

春うらら〜と言っているだけで、何だか気持ちが緩むなぁと思います。

さて、今日は初めてコーチングセッションを受けました。コーチングを勉強しているお友達の技術を磨く練習会のようなものでした。
コーチングとは、カウンセリングともティーチングとも違う、その人の中にある答えを引き出すような質問をすることで、眠っていた意識を呼び起こして、次の一歩を踏み出すきっかけになるようなものです。
最近、またいつものモヤモヤした気持ちが浮かび上がってきていたので、ちょうど良いタイミングでコーチングの機会を与えてもらいました。

春は、五臓の肝が昂りやすく、イライラ、モヤモヤなど気持ちのトラブルが出やすい季節と言われています。こういう気持ちのままで春を過ごしてしまうと、陽気を十分に得られずに、夏に冷えやすいからだになってしまいます。
それを解消するためにも、のびやかにゆったりとした気持ちで過ごしたいものです。
中医学の古典「黄帝内経」には、春はお散歩を楽しんだり、髪の縛りはゆるくして、のんびりとした気持ちでいる。何かをしたいと思う気持ちを伸ばすようにすると書かれています。
古典に書かれているように、春はすっきりとした気持ちで過ごしたいと思っていても、最近モヤモヤの箱から飛び出すことが難しかったので、今日のコーチングをとても楽しみにしていました。

コーチングの中で、自分がなりたい私は何をしているかを想像してみる。そして、それを言葉で伝える作業をしました。普段、想像していなかったことなので、最初は違和感がありましたが、考えているうちに段々と気持ちがワクワクしてくることを感じました。ワクワクがモヤモヤを上回った時、気持ちをスッキリすることができました。
自分の中にある隠れたものを引き出して、それを言葉にして形にしてみる。
外にあるものじゃなくて、自分の中にあるものを引き出して高める作業が、自分の中の自然治癒力を高める中医学の考え方に似ているような気がして、嬉しくなりました。コーチングが、私が好きな根本から解決することなるように感じられたからです。

溢れる情報に心が波風立って、自分の軸が分からなくなった時、自分をワクワクさせるような自分と向き合う時間を作ることの大切さを体感することができたので、日常的に自分に質問する時間を取りたいと感じています。
せっかくの時間、モヤモヤに時間を使うより、ワクワクに時間を使った方が良いですよね。
こころとからだは繋がっていて、どちらもスッキリとバランス良く整えていきたい。それを実現するために、また一つ新しい方法を学ぶことができました。
春をうらら〜に過ごして、次の季節も元気で過ごせる私を作り上げていきたいと思います。

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