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ぼくは言葉に恋をした。


恋多き人ではない。趣味も全然ない。昔はやりたいことや目標もずっと持てずにいた。

そんなぼくは言葉に恋をした。

言葉は奥深い。掴めそうで掴めない。自分の味方になってくれることもあれば、そっぽ向かれることもある。言葉が伝わらなくて何度悔しい思いをしたことか。反対に、言葉が伝わってどれだけ嬉しい思いをしたことか。

ぼくは自分でビジネスをしているが、そのほとんどは言葉と向き合っている。そもそも価値とは何なのか?ビジネスとは何のことを言っているのか?他人の言葉ではなく、自分の言葉で定義したいのだ。自分が使う言葉を自分のものにしたい。

言葉と向き合えば向き合うほど、あることに気がついた。言葉は広く知っているよりも、深く理解している方が仕事には活かせるということだった。

ぼくはきっと、人よりも語彙力はない。ただ、自分の中にある言葉は、人よりも深く理解している。だから仕事になっているのだと思う。

あくまでもぼくのような対話を売って仕事をして生きていく上では、言葉をあまり知っている必要はない。それよりも、自分の言葉を持つこと。自分が持つ言葉を深く理解すること。何度も何度も問いかけて、自分の中にある言葉を深掘りしていくこと。

その言葉を深めた幅の分だけ、相手にも気づきを提供できる。

そしてなにより自分の言葉を深める一番の秘訣は、
言葉に恋をすることだ。

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