お金を受け取る意味を考えてみる
お金を受け取る意味をあらためて考えてみる。
本当に、サービスを提供した対価としてお金を受け取るだけなのだろうか?
それは、あくまでも常識としての考え方。
もっとべつの意味では考えられないだろうか?
以前ある知人が、3日間で30万のセミナーに参加したと言っていた。
その知人はその前にも、別のセミナーで3日間3万円の会にも参加したそうだ。
ぼくはその人に質問してみた。
「やっぱり内容は全然ちがいましたか?」
「いや、ぶっちゃけ内容の差はそこまでなかったよ。笑」
そういって知人は笑っていた。
ただ、こんなことを教えてくれた。
「だけど、そこに来ている人の質が全然ちがった」と。
3万円のセミナーではほとんどなかった、参加者同士の繋がりが、30万円のセミナーではかなりできたみたいだ。
その後もそのセミナーで繋がった人たちとのご縁で、ビジネスの幅が広がったとぼくに教えてくれた。
さて、話を本題に戻したい。
お金を受け取る意味とは何なのだろうか?
このセミナーの話に置き換えると、参加者の質を変えたことになる。
参加者は30万ものお金を払った以上、ただ学ぶだけでは終えられない。そこに来る参加者同士の繋がりも、そこで学ぶ内容も、きっとプログラムの構成や講師の立ち振る舞いまで、すべてを自分のものにする覚悟で参加している。
その覚悟が持てた時点で、もしかすると参加する前からすでに、本人にとっては30万以上の何かを得ているのかもしれない。
あなたは、お金を受け取る意味をしっかりと自分で明確にしているだろうか?
常識にとらわれない自分なりの意味をしっかり持っておこう。
価格を安く設定することが、本当にお客さんのためになっているのか?
そういった価格設定の疑問も、意味をしっかりと定義しておくことで解決できるようになるのだ。
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