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なぜ、対象者(ターゲット)がなかなか定まらないのか?


起業の相談を受けていて、自分のビジネスの対象となる人が決められないと悩んでいる人は多い。

むしろ、自分の対象者が明確に定められている人と出会うほうが珍しい。


これだけ「対象者を明確にすることが重要」と言われているのにもかかわらず、なぜ多くの方が自分の対象者を決められないのか。

その理由を深く考えていくと、そもそもぼくたち個人起業を行う人たちにとって、起業の動機というのは、とても個人的なものであることがほとんどだ。

「誰かのために」というよりも「自分のために」起業する人が多い中で、そのステップ1でいきなり対象者を決めなさいなんて言われても、なかなか決められないのは当然なのだと思う。

ぼくはこのステップ1の当たり前を、そろそろ覆してもいい気がしている。


もちろん、ビジネスの原理原則はお客さんの問題を解決することであるため、そのお客さんが明確でないと、そもそもその問題を理解することもできなければ、解決策も考えることができない。

ただ、今はこれだけ、超個人的な想いや考えを発信によって届けられる世の中だ。

つまり、どんなにニッチなものでも、個人ビジネスの規模であれば、十分商売として成り立たせるということだ。


つまり、これからの商売は、対象者(ターゲット)を絞り、その対象者のニーズを知って、それを満たすための経済活動から、自分自身の超個人的な想いや考えを明確にして、それを自分の言葉で想いや考え方に共感してくれる人に発信して、自分のことを必要としてくれる人にだけ関わっていく。

これが、個人ビジネスの本質だと思います。


もちろん、これが正解と言いたいわけではありません。当然今までのビジネスの本質は、これからもセオリーとしてずっと王道です。

ようは、どちらがより自分の理想に近いものなのかを選べる時代だということですね。

ちなみに、ぼくは後者を選びました。あなたはこのどちらを選びますか?

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