集客と販売の明確な違いを説明できますか?
突然ですがあなたに質問です。
ブログの記事で今度開催するセミナーの募集をしました。あなたにとって、これは「集客」でしょうか?それとも「販売」でしょうか?
今日はこの「集客」と「販売」のちがいについて、詳しく解説していきます。
早速、冒頭の質問に対するぼくの回答からお伝えすると、ぼくはブログでセミナーの募集をするのは「販売」だと考えているんです。
これは、読者さんの立場に立つとわかりやすいと思います。たとえ、そのセミナーが無料だったとしても、そのセミナーに参加する交通費や、オンラインの場合でも、そこに参加する時間がかかるわけです。
つまり、お客さんからすると、何かしらの対価を払わなければならないし、売られているという感覚があるわけです。
そうなると、ぼくたちサービス提供者がお客さんをセミナーに集めることだから、集客のつもりでブログにアップした記事が、たまたまそれを見て「売り込まれている」と感じる人がいる。つまり、売り手と買い手の感覚がズレたまま発信をしてしまっていることは、意外にも多いのです。
では「集客」とは何のことを言っているのでしょうか?これは、恋愛の出会いに置き換えて考えてみると、ブログでいきなり募集をするのは、出会っていきなり「デート行かない?」「付き合ってくれないか?」と告白しているようなものなので、ちょっとそれだと、丁寧なコミュニケーションとは言えないですよね?
あなただったら、まず何をしますか?というと、何かしらの連絡が取れる手段を交換すると思うんです。
そうすると、まず気がない人、見込みがない人はそもそも連絡先を交換してくれることはありませんよね?つまり、「交換してくれる=見込みがある」と考えられるわけです。
このことから、ビジネスでは「集客」のことをお客さんを集める行為ではなく「見込みのあるお客さんを集める行為」が「集客」と考えていくということです。
これをマーケティング用語で、「リストを集める」と言います。
なぜ、多くの企業やサービスが、公式LINEに登録してもらったり、ポイントカードやアプリ会員になってもらいたいのか?というと、このリストを集めることが、とても重要だということを知っているからです。
昔の商売人は、店が火事になったとき、お店のものはすべて諦めても、顧客台帳だけは側に投げ入れて守り抜いた。という話があるように、商売人にとって「リスト」は資産なのです。
この資産があればそこで商売はいくらでもつくることができるからです。
このリストがあれば、「集客」というプロセスをしなくても、新たな施策をすぐに始めることができるようになります。
本来なら、企画を考え、それを形にし、そこから人を集めて、興味を持った人に販売する。といったプロセスが必要になりますが、リストがあれば、企画の段階から「こんなことを今度企画しようと考えています」ということをお知らせでき、そこから完成までの過程も知らせながら、ある程度形になる頃には、もう販売まで終わらせることができている。といった感じでビジネスを進めることも可能になるわけです。
つまり、集客という最も大変なことをリストがあれば省くことができるということです。
あなたの発信は、いきなり「販売」になっていないでしょうか?お客さんにとって、いきなり売り込まれているような内容にはなっていませんか?
今日の内容をぜひ繰り返して読んでいただき、「集客と販売」の違いをしっかりと抑えながら、あなたの活動に活かしてもらえたら嬉しいです。
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