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マジで誰も知らない量子力学の世界

みなさん「量子力学」と言う学問はご存知でしょうか。

wikipediaを見ると、こんな説明が書いてあります。

量子力学とは一般相対性理論と共に現代物理学の根幹を成す理論として知られ、主として分子や原子、あるいはそれを構成する電子など、微視的な物理現象を記述する力学である。

分子だの電子だの、聞いたことある単語が並んでいますが、内容はよくわかりませんね。

オタクをやっていると、視聴する作品によってはチラホラこの量子力学と言う概念が出てきます。しかし大概は「量子パワーで最強!!!」みたいな説明しか行われないので、結局あまり内容を理解しないまま、量子力学という言葉だけは聞いたことがある、みたいな状態の方も多いのではないでしょうか。

最近だと、世界中の色んな国や企業が量子コンピュータの開発に精を出しているようで、2020年は量子コンピュータ元年、とまで言われているほどらしいです。世はまさに大量子力学時代、量子力学が時代のトップストリームとなっているわけです。

そうと分かればウカウカしていられません。世相の流れに振り落とされぬよう、ここは一つ私立文系卒の数学音痴が真剣に量子力学を勉強してみることにします。


使用する教材について

いざ勉強を始める、といっても量子力学の概念は非常に複雑です。Wikipediaを読んでも専門用語ばかりで、識字率の低い江戸川区出身の僕では到底理解できそうにありませんでした。

そんな折、かなり易しそうな教材をインターネットで見つけることができましたので、みなさんにご紹介します。








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量子力学コーチ 高橋宏和氏による量子引き寄せ講座eiアカデミーです。


青を基調としたホームページから、非常に洗練された印象を受けますし、なんだか全体的に初心者に易しそうです。

右上の写真の方は、プロフィールに量子力学コーチと書いてあるくらいなので、この人が恐らく講師の方なのでしょう。

量子引き寄せとは一体量子力学のどんな現象を指しているのか、成幸とは一体どう言う意味なのか・・・知的好奇心をそそられますね。

知の深奥を探るため、もう少し内容を調べていきましょう。


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一見すると内容が少々量子力学と離れているようにも見受けられますが、中身を良く見ると「量子力学についてもっと学んで活用し売り上げを伸ばしたい」との文言が。

どうやら量子力学はビジネスやプライベート、様々な場面で応用の効く学問のようです。量子力学がこれほど世間を騒がせているのも納得です。

これらの文章からはまだ量子力学とはいったい何なのか、正体を掴みかねますが、ただひとつ、人生をただ漠然と生きている人のためのモノではないということだけは1行目からひしひしと伝わってきます。


より詳しく量子力学を学んでいくために、コンテンツの中身を見ていきましょうか。

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こちら、量子力学コーチングのコンテンツページ「SORA LABO」です。

一見良くあるオウンドメディアに見えますが、一際目を引くのが右上の文言。量子力学が導く宇宙(SORA)の法則で人間の成功法則を完全再現する研究所(LABO)とあります。非常にパワフルな文章ですね、サイトを訪問して一発目で引き込まれます。



早速コンテンツの中身を見ていきましょう。
試しに量子力学カテゴリを見てみます。

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量子力学カテゴリのコンテンツは、この6つで全てのようです。
量子力学の勉強、ということで膨大な文献を読まされるのを覚悟していましたが、どうやらかなり短くまとまっているようです!おそらく読みやすくするための配慮でしょう!

これはかなりの朗報です。
この記事一覧の中でも一際目を引く「叶えもん」カテゴリの記事を見てみます。


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どうやら「叶えもん」とは、宇宙観が変わるエンタメ自己啓発小説・超大作『あなたの夢を叶えもん』のことだったようです。

画像の下の方で見切れている「シュレーディンガーの猫型エイリアン」という文言が非常に興味を掻き立てます。

僕は量子力学については全然明るくないのですが、シュレディンガーの猫、という思考実験については流石に聞いたことがあります。詳しくは良くわかりませんが、 なんか猫が死んでて生きてて超凄いみたいな話だったような・・・

教材をスクロールしていくと、気になるシュレディンガーの猫型エイリアン「叶えもん」のイラストが載っていたので、ご紹介します。





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これ死んでない・・・・・・・・?




異常に既視感のあるタッチで、ショッキングピンクの幽霊みたいな猫が描かれ、その右側には何をやっても上手くいかなそうだけど射的だけは得意そうなやたら見覚えのあるメガネがいます。

特筆すべきは猫の方が完全に死んでそうな点でしょうか。死んでる自覚があるのか猫本人も幽霊っぽいポーズを取っています。

彼らが一体何者なのか、文中で説明がなされていたので、引用にてご紹介します。


仕事も恋愛も人間関係だってダメダメな主人公・ヒロの元にある日、宅配便で謎の「箱」が届いた。中に入っていたのはなんと関西弁のへんてこな“いきもの”!本人は自分のことを「シュレーディンガーの猫型エイリアン」だと名乗った。叶えもんはヒロの家に居座る代わりに、持参した11次元バッグから、量子(科学)のパワーが宿るという「夢かな道具」をヒロに差しだし、彼の人生に次々とミラクルを起こしていった。
たった半年で、あのダメダメだったヒロが理想以上の未来をたぐり寄せることになるなんて……。宇宙にかけて、これだけは保証する。この本を読めば、かならずあなたも「奇跡」の観測者になれる!

ノンブレーキでスケールがデカくなっていきます。


忙しい人のためにざっくりと要約すると、

突如現れた関西弁の猫型エイリアンが、11次元バッグからひみつ道具を使って冴えない青年・ヒロの人生を変える。

という内容のようです。イラストの既視感が偶然でないことが良くわかりますね。エイリアンが関西弁設定である必要はあったのでしょうか・・・

4次元ポケットを思わせる11次元バッグや、量子の力が宿る「夢かな道具」など・・・・・・STEINS;GATEとドラえもんを悪魔合体させたようなエンタメ超大作を予感させるあらすじですね。

ここまであらすじが壮大ですと、やはり本の内容が気になるところですね。試しにAmazonのレビュー欄でどんな本なのか確かめてみましょう。




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かなり好評のようです!

星5評価が付いており、「これ一冊で量子力学の基本が全部わかる」とのことで、この教材を選んだことに間違いはなさそうですね。


ここまでは量子力学コーチ・高橋宏和氏の著書について紹介させて頂きましたが、そもそも僕の目的は量子力学を学ぶことですので、ぼちぼち本題の量子力学についての教材を覗いていきます。

ちょうど、冒頭のHPにも載っていた「量子引き寄せ」という現象についての解説がありましたので、そちらについて勉強していきます。

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「引き寄せの法則」とは、自己啓発セミナー界隈ではもはや定番となっている考え方です。何か叶えたい望みがある時、その望みについて考え続ける、希求し続けることで、望む結果が「引き寄せられていく」という、科学的根拠の全くない犬のクソ以下の低学歴クソバカ理論です。

その事実無根だと思われていた引き寄せの法則は、量子力学の「波動」の理論で科学的に説明をすることができる、と言うのです。実際に本文を見てみましょう。


量子力学は目に見えない世界を探究する学問であり、科学的に証明できる学問の一つです。実は量子力学とスピリチュアル、よく知れば知るほど、「実は同じことを言っているのでは?」と思うくらい共通点が多いのです。
私は普段量子力学コーチをしていますが、学問を究める上で、見えない世界も科学的に理解できるようになり、スピリチュアルな世界も理解ができるようになりました。また、歴史に名を残す人や世の中にいる成功者たちは、スピリチュアルを学び、実行している方も多いのも事実です。


ざっくり内容をまとめると、世界の成功者達の中にはスピリチュアルを学び、実践している者が多く存在し、そのスピリチュアルの世界は量子力学で説明することができる、ということだそうです。ようやく本性が現れ・・・量子力学の内容が見えてきた気がしますね!

これは裏を返すと、量子力学を学べば成功者達が実践していたスピリチュアルを、自分も活用できるようになるかもしれない、ということです。サイコパワーでうだつの上がらない人生と決別できる期待に胸が膨らみます。


原子や電子、素粒子など目に見えないミクロの世界の自然のふるまいを探究する学問が量子力学なのです。そして「電子」を使って行われたのが、有名な「二重スリット実験」です。
この実験では、電子などの素粒子のピストルを放つと、誰もいないところでは、素粒子が二つのスリット(穴)を通ってスクリーンに干渉縞が映し出されます。
ところが、観測装置を置いたり、誰かが観測したりすると、干渉縞はスクリーンに映し出されずに素粒子が粒のように振る舞うという現象が確認されています。誰もいないところでは波のように振る舞い、誰かが観測すると粒のように振る舞う。これが素粒子の二重性の性質といわれるものです。簡単に言うと、上司が見ていないときはネットサーフィンばかりしてダラダラと仕事をしているけど、上司が見ているときは真面目に仕事をしているような感じとイメージしていただければ十分です。

量子力学の例えで唐突に揶揄されたサラリーマンの方々の心中はお察ししますが、こちらはどうやらコペンハーゲン解釈の話をしているようですね。量子がいくつかの異なる状態の重ね合わせで存在しており、観測することで特定の状態へ収束する、というSFでよく出て来るお話です。


コーチはこの二重スリット実験の内容から、以下のような結論を導き出しています。

素粒子で作られている万物は、人間の観測、つまり人間の「意識」が注がれた時に物質化し、逆に人間の意識が介していない時は、万物は波動であり非物質だということが証明されています。
つまり「人間こそが万物に影響を与えている創造主」であり「人間があって万物がある」という新常識を、量子力学は証明したのです。

な、なんだってーーーーーー!!!!




眉唾だと思われていた引き寄せの法則の裏には、人間の観測によって様々な状態へと収束していく量子力学の存在があったなんて・・・

引き寄せの法則で語られていた、叶えたい望みについて考え続けるという方法論は、意識を量子に働きかけることによって望む状態に収束させていく営みだったのですね。


また、引き寄せの法則以外にも、世界の成功者たちがなぜ成功できたのかも量子力学によって完全に説明することができると高橋コーチは語ります。

誰にも教わっていないのに新しい知見を発見する人。どこの本にも書かれていないのに新しいアイディアを思いつく人。このような天才的な発想ができる人が世の中にはいます。どうしてこのような天才的な発想ができるのでしょうか?
実はこのような天才たちは「量子場情報」に自在にアクセスしているのです。量子場情報とはあらゆる情報が集結されていてそこにアクセスすることができればどんな情報も手に入れることができます。グーグルの検索エンジンと同じようにこの量子場情報にキーワードを入力すれば欲しい答えが見つかるのです。

また新たな概念が登場してきました。天才たちは世界のすべてが記録されている「量子場情報」に自在にアクセスが可能なので、優れたアイデアを生み出すことができていた、という事だそうです。「異世界転生したけど量子力学の力で無双した件 ! ~富・女・名声、全部手に入れ放題でスンマセンした!~」みたいなタイトルが付きそう内容ですね。

世の成功者たちがこの理屈を知っていながら情報を寡占していた事実に怒りが湧いて仕方がありません。彼らがこの情報を世界に公表していれば、人類は更に進歩していただろうに・・・・


しかし気になるのはこの量子場情報へのアクセス方法です。世界のすべての情報が記録されているデータベース、ともなると生半可な方法ではアクセスできないようにも思えます。

どのような方法でそのデータベースにアクセスするのか、高橋コーチが言及しているのでみていきましょう。

1. 五感を開放させる
2. 質問力の質を上げる
3. 意識を波の状態にする
これらができるようになると引き寄せ力が一気に上昇し、1日50回も引き寄せが起きるようになるでしょう。また考え方をポジティブのチャンネルに合わせ、量子場情報にアクセスすれば、無限のアイディアが出てきます。

なんと、たった3つのルールを守るだけで誰でも量子場情報へとアクセスできる上に、「量子引き寄せ現象」が1日に50回も起こせるようです。

1日50回の引き寄せ、と言うと量子力学を修めていない皆さんにはピンと来ないでしょう。ドラゴンボール換算で350個分と言った方がわかりやすいかもしれませんね。神龍も青ざめるレベルの叶い加減です。


今回の講座を、高橋コーチを以下のように締めています。

世の中には成功するノウハウやテクニックを教えるセミナーは5万とありますが、物事の本質や原理原則を教えるセミナーはほとんどありません。それは科学的に説明できないものが多すぎるからだと思います。
量子力学に基づく成功法則は原理原則なので、どの方にも取り入れやすく、コツさえつかめば、どんどん幸せを引き寄せることができます

僕が紹介した講座の内容からも分かるとおり、高橋コーチの提唱している理論はすべて、異論の挟まる余地なく科学的根拠に基づいた、極めて論理的なモノです。

僕自身はこの講座で量子力学について完全に理解することができましたし、量子力学の知識以上に、どのように幸せを掴むのかを知ることができました。

量子場情報にアクセスし得る方法を知りながら、世に公開することを憚った不届きな先人たちと違って、僕は心根が優しく寛大なので、皆さんにも是非高橋コーチを通して量子力学を学んで、幸せを引き寄せていただきたいという思いで、今回の記事を書かせて頂きました。


今回はインターネットで公開されている教材で勉強を済ませてしまいましたが、今後は実際にセミナーに足を運び、更に量子力学の深奥を学んでこようと思っています。

高橋コーチが実際に開講している量子力学セミナーの情報をみなさんに紹介して、文末の挨拶に代えさせて頂きます!長々とお付き合い頂きありがとうございました!






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クソ高いのでやめます






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