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一気読み

ずっと気になっていたこの小説。
読み始めたら止まらなくて
一気に読み通してしまいました。
………。

おお…
最初から色々不穏な描写があって
どうなることやらとハラハラしながら
読んでいたのですが…、

暮らしは、日常は決して終わらない。
変わらず明日は訪れる。
はじめからずっと心配でたまらなかった
主人公の女性。
なかなかにしたたかです。

私的に読後感はよくありません。
個人的に受け入れにくく
共感しがたい主人公です。
しかし。

この主人公の抱える
とてつもない虚無。
それには既視感があります。
多分それは。

この世界に生まれて
人間として生きている限りは。
誰しも必ず心のどこかに持っている
普遍的な感情だと個人的に思うからです。

孤独。

化け物じみたその感情と
どう折り合ってなだめすかして
うまく付き合っていくのか。
それがまさに「生きる」ことなのだと
この作品を読んで思いました。

🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟

ここまで読んでくださいまして、
どうもありがとうございます!











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