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私の石

若菜晃子さん著「途上の旅」に
とても印象的な一説を見つけました。
「インドで石拾い」という章の
「路上の石」から引用します。

私が拾いたい石は他の人にはなんの価値もないものかもしれないけれども、私にとっては価値があるのだから、それこそ拾わないといけないのだ。

やっぱり私は、自分がこれだ、と思う石を拾わなければいけない。生きていれば選択の連続で迷うことばかりだが、私の人生は他ならぬ私のものでしかなく、誰かが私の代わりに私の人生を幸せにしてくれるわけではない。だから私は私の道を自分で歩き、私自身が私を幸せにしていかねばならないのだ。

確固たる意思を持って
自分の人生を生きる。
そんな気概が感じられます。

考えれば本当に当たり前のことを
おっしゃってくださっている。
けれども生活に紛れてしまって
案外忘れがちなまなざしです。

他の人には何の価値もないけれど
私にとっては価値のある石。
意思を持って探していきたい。
(石だけに)

私にとっての価値。
それは、美しいものとは一体何か。
考えることや見ること
感じること体験すること。
表現すること。

どうやらそれが
私の人生の石拾いのようだと
最近気づきました。

うつくしいもの。
もの、ひと、こころ、
自然、目に目えないもの…

残りの人生で
出来るだけたくさん
感じていけたら良いなと
思っています。

あなたにとっての
とっておきの「石」。 
それはどんな形や色を
しているのでしょうか?

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ここまで読んでくださいまして、
どうもありがとうございます!









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