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情熱は魔法瓶に詰め込んで、自らは冷静なままで。

(※2019振り返り→2020目標記事です)

2010年からの201xの10年間が終わった。
自分の場合、大学2年になる年から社会人7年目までの期間だ。当時、講義が終わったら大学内のマックにまっすぐ向かって友達といつまでもしゃべっていた頃を思い返すと本当果てしないくらい長い。やりたい!と思いついたことに従って即座に動いて生きていた気がする。

この10年どんなことが変わったんだろう。
当時mixiもまともにやってなかった自分は今、常にTwitterなど見ながら遠くのつながりを意識できるようになっている。コミュニケーションと一人ひとりが受ける情報の総量、大きく変わったことの一つだろう。
TVドラマも10年という期間では大きなうねりがあるかもしれない。それはまた今度深く掘ってみようかな。

年末に友達と三茶で飲んでいた夜、「2019年はどんな年だったか?」という話題になった。忘年会のThe定番だけど楽しい会話。
自分にとっての2019年は「集中」「依存」だった。良い面も悪い面も、以前よりその2つが強まったと思う。

そんな1年で仕事など何していたか。目標については多すぎて振り返り書くのも大変なので諦めて置いておく。今年は減らそう。

昨年やったこと・起きたこと

プロダクト
  - 担当プロダクトがチーム化した
  - その正式リリース(春)
  - プロダクトページリニューアル
  - 担当プロダクトのビジネスに関わること全般を愚直に
  - 別文脈でメディアで記事何本か書いた
  - ソリューション(複数)の仕込みをした/している

コーポレートブランディング
  - 採用のリデザインプロジェクトはじめた
  - 調査リリース出した
  - 採用広報本格的に再開した
  - 採用サイトリニューアルした
  - issue board開発~βローンチ
  - issue採用リリース

プロジェクト(在籍している会社内外問わず)
  - ブランド作りの手伝いをした
  - デザインスクール(Xデザイン学校)に通い始めた
  - 周年記念インフォグラフィック(関与3年目)
  - 初めてICCに行った(感想はここに)
  - 事業立ち上げの手伝いをした

ひとりでやっていたものは1つとして無い。どれも複数人で作り上げたり、始めた仕事や取り組み。記載できるものだけ、だいたい時系列です。

一昨年まではもっと散らばっていて、昨年はこれまでよりも1つのこと(プロダクト)に集中できた年だった。とにかくプロダクトの担当(PO/PM)の難しさを感じた年だった。ここ数年で一番フィードバックを深く色々もらった経験。まだ解釈し切れてないけど、整理して記事などでまとめておきたい。

言葉に関わることでは、ネームやキャッチ、ボディのライティングを色々させてもらえて刺激になった年だった。ブランドを作るうえで自ら言葉を出せることは大切なことだと思う。粗いながらも次の10年は洗練してがんばっていきたい。

気になったことを振り返る

2019年はハッピーなことが多かった。プロダクトのことなど具体的な振り返りもあるけど、今年の目標を考えるために、1年集中して見えてきたことを抽象度を上げて反省中心に書いてみる。

・頭に浮かんでいる事柄がいつも一緒だったり似通っていた
・よく話す人、関わる人が固定化されていた
・特定の話題についていけないことが増えた
・外から情報を取り入れることが格段に減った
・感情中心に動いたり優先順位を付けてることが割とあった

自分の考えや発信が狭まっていることが特に気になっていた。

考えを深めることと、自分が持っている範囲のことしか考えないことは近いようで違うと思う。後者をやっちゃってたなーという感覚がある。考えすぎると、その意思や発想やアウトプットなど自分が出したものに固執しやすくなってしまう。

人に関してはより難しいが、属人的であると、或いは誰かに依存していると、その相手がいなくなった時のダメージは事実としても精神的にもタフになる。

ここらへんが変わると2020はきっともっと楽しくなる。

今年はこう意識する

1. 外に出る
2. 費やす時間を意識する
3. 冷静と情熱を使いこなす

1.外に出る

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物理的な外出ではなく、外に目を向けて動く。人に会うことだったり新しいモノを求めること。必要と思ったらなるべくすぐに動きたい。あとは英語。ここ数年しっかりやってなかった、、けど1テーマとして1年間腰を据えてやっていきたい。

2.費やす時間を意識する

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1つのことに割く時間を意識する。端的には、仕事ばかりしてたので(目先の)仕事以外に充てる時間を明確に作る。
これだけ情報やコンテンツはいっぱいあるのに、最近はあれだけ好きだったドラマをタスクに感じたり、常に読みまくっていたnoteやメディアの記事をごくたまにしか読まなくなったり、それらをタイトルだけ見て満足したりしていた。その時間もおそらく仕事してた。

目先の仕事以外に目を向けて動くことがきっと本業にも良く影響する。2020年はこの説を意識して検証してみる。

3.冷静と情熱を使いこなす

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1~3は連動している。外を見ずに、ある仕事にだけ時間をかけ続けると、自分の思い≒熱が乗っかりすぎる。

取り組むことに情熱があるのはもちろん大切だけど、
情熱を持ちすぎていると間違った方向に影響するかもしれない。

だから、"熱を入れたら一度自分と切り離し"てから向き合うことを試してみる。でも切り離したらすぐに冷めるくらいでは意味がないので、しっかり熱を保温できている魔法瓶のような状態を作ることが必要だと思う。

・熱を他の人や対象者が感じられるくらいのアウトプットをつくる
・そのプロセスを可視化しておく
・そのアウトプットの議論に普段以上の感情は持ち込まない
・細かくアウトプットを重ねる

このあたりができていると良さそう。
「魔法瓶」はただのメタファーだけど、「よし、これはもう瓶に詰めたぞ!」みたいな、自分の中での線引が取組み中にできるとわかりやすいんじゃないかと思っていて使ってみる。

領域にもよりそうだが、少なくとも自分が関わる領域では最初から情熱が無いのもたぶん良くない。つまらないものしかできないから。
熱を持つ→動く/形にする→冷静になる→先に進める、のような流れで、冷静と情熱のあいだにいるのではなく、段階ごとに極端にどちらかを使えるようにしたい。


***

怖いけど、20代最後の年が始まってる。
20代は発散と決めていた。
マックによく行っていた、何に対してももっと純粋でフラットだった頃も思い出して取り入れてがんばってみる。そんなつもりです。

TVが楽しくて元旦に間に合わなかった。
今年もよろしくお願いいたします。
2020.01.02



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