ゲームの習い事

最近は毎日モンハンをしている小春。

幼い頃から体操教室、ピアノ教室、塾、茶道体験など、お嬢様然とした習い事をさせてもらっていた。

最近はゲームの習い事というのがあるらしい。

プログラミングが仕事になることは知っているが、それではない。純粋にゲームのプレイヤー育成である。

eスポーツが注目を集めるようになったし、仕事として「プロゲーマー」になりたいという夢を持つ子も増えている。

今朝、ふと考えた。サッカーやバスケやバレーなんかは部活もあるけどeスポーツは無かったなと。

しかし最近の「YouTuberになりたい」子供たちが通う学校なら、あるのかな。そう考えた。

ゲームが趣味として成立し、かつプロを目指すことも出来るなら、英才教育のための習い事、塾みたいなものもあっておかしくない。

実際にあった。割と新しい。私のアイデアは一足先に実践されていた。ちっ。

しかし問題はある。

ゲームが多種多様であるということ。

サッカーもバスケもバレーもスポーツとして成立しているタイプのゲームは、ルールと使用する道具決まっており、内容が何年もほとんど変わらない。

しかしゲーム(オンラインで対人戦のできるような)は日々新しいものが出ているので、準備することがいちいち違う。

スプラトゥーンの大会があるからといってスプラトゥーンだけを練習するわけにいかないのだ。

ゲームは、ゲーム会社による配信時期がある。
プロとして特定のゲームを何年も練習したとして、配信期間が過ぎればスキルが無駄になってしまうのではないだろうか。
各地で大会があり、何年も続いているものもある。しかし、アプリやオンライン配信は速度が売り。早く売れて早く衰退するものも多い。

私の予想としては、ゲームの専門の塾があるならば、ゲームの感覚を鍛えるということがメインになるのだろうと思う。

つまりゲームのルールと抜け道を素早く見抜いて、作戦を立てる技術。
どうやって鍛えるのかは見当がつかないが、初見のゲームもある程度出来るようになる、ということである。

ゲームの実力をつける。これが塾の目的になる。
そしてもしかすると、今後売れるゲームを見る目を養うことも必要かもしれない。

ゲームの塾。習い事。考えると、子どもの将来の可能性を広げてくれそうではある。
いろんなものの見方、考え方を学べる点ではとても優れている。

しかし、プレイするゲームを今人気のオンラインゲームのみ、などに限定してしまうと、将来性にはまだ不安が残ると思う。

こうなってくると地頭の良さも関係してくるので、義務教育などで集団生活での立ち回りなんかもしっかり学ぶ必要はあるだろう。

ゲームの習い事。今後の動向が気になるところである。

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