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小学校受験 何を相談すれば良いのか、という話

こんにちは。コキア受験教室の桜井です。

今日は、小学校で行われる個別相談の話をしようかなと思っています。

個別相談というのをコキアでも実施しております。(ちなみに、2月中は割引キャンペーンをしています♪)

もちろんコキアの個別相談なんかは本当に何を質問いただいても良いのですが、「今度、小学校で個別相談があるのですが、何を相談してくればいいでしょうか?」というご相談をコキアでは毎年何件も受けます。

「個別相談に何を聞けば良いかを個別相談で聞かれる」ということに、最初の時はビックリしました。(もう慣れました!笑)

私も受験生の母を2度やっていたので気持ちは分かります。先生方と話してみたいし、本気度を見せるために、学校側が「こんなことに興味をもってくれて嬉しいな」と思うような質問をしたいですよね。そして、あわよくば爪痕を残したい。

中には、幼児教室の先生に「必ず個別相談に行くように。しっかり質問を作って熱意を見せて爪痕を残してきてください」と言われて申し込んだものの、聞くことがないので何を聞けば良いか教えてください、と言われる方もいらっしゃいます。

でも…個別相談って、本当に爪痕を残せますかね?私個人の印象では、誰に何を質問されたかということは、先生方も特に把握されないんじゃないかと思っています。仮に何か記録されていたとしても、「よくある質問」などに載せるための集計じゃないでしょうか。(実際、私は学校側の人間として質問を受ける側だったときに、聞かれた質問をリストにして提出してくださいと言われていました。)

コキアでは、私も一応「こういうことでも聞いたら喜ばれるかと思いますよ」とか「願書で書きたいと思うことについて、少し詳しく聞いてきたら如何ですか」ということをお伝えしています。そして、先方の反応がめちゃくちゃ良かったらしく、とても感謝をされたりして。

でも、本音では「聞きたいことがなければ、聞きたいことがある方に枠を譲って差し上げたら良いと思っていますよ」と思っていますし、それを私はきちんとご本人にもお伝えします。

本来、個別相談は「入学後のことで何か不安があるご家庭」や「もっと詳細を知りたいことがあるご家庭」のための時間です。入学後の不一致をなくすため。海外転勤の可能性がある方や、お子様の体調のことなど、本当に聞かなければならないことがある方もいらっしゃるやも知れません。

先生方も慣れていらっしゃるから何を聞いても無下にはされないと思いますが、学校で行われる個別相談を申し込みたいのであれば、せめて学校のことを何も知らない状態で行くのではなく、真摯に学校研究をした上で臨まれるのが失礼にならなくて良いかなと思います。

一方で、合同相談会などでは、フラットな状態でお話を聞くことは全く問題ありません。むしろ、そのために設けられた機会です。ですから、私も参加をお勧めしています。上手く活用して、学校研究を進めてくださいね。

というのは、お話をしていて、少し皆さん学校研究が浅いかなと思うことがよくあります。

受験校のホームページは、ご覧になっているでしょうか…と。

あれは、受験生にとって毎日見るものなんですよ!ホームページの巡回は、毎日のルーティンです。新着情報がないかどうか。新着情報がないかどうかは、スマホでインターネットのブックマークを押してから2秒で解決します。そして、新着があったら、しっかり目を通します。

本気で合格を手にするつもりであれば、誰よりも早く情報を掴む気持ちで臨まなければなりません。受験するのは私ではないので、志望校についての最新情報は、本来は私よりも皆様の方が先に入手しておくべきことです。

ちょっと厳しいようですが、そこは親のすべき仕事です。受験は、情報戦です。これは言い過ぎでもあり、真実でもありますよ。

これから始まる学校訪問の機会を逃さず、滞りなく学校研究が進めていきましょう。
人気校の説明会は、本当に秒で締め切られます。親の情報入手が遅かったために、学校訪問の機会が減ることなどありませんように。今一度、帯を引き締めていきましょうね!


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