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物語に深みを加えたいとき。

こんにちは、今日はこのエッセイの創作話を書こうと思います。

私がフォロワーさんが1000人超えたらやりたかったこと。のお話

はい、そのまんまのお話です(笑)

今回のお話は構成がしっかり決まってました。

・私がAさんを引用ツイして紹介しようと決めて実行した
・Aさんは喜んでくれたけど倒れてしまった
・いい気になって善意を押し付けたと私は落ち込んだ
・しかしAさんは「こきあいさんがきっかけを作ってくれた」とブログに書いてくれて嬉しかった

キレイな起承転結


物語としてはエピを並べるだけで整います。
テーマは「良きことをやったら全て思うようにはいかないけど、きっと思いは伝わる」という感じでしょうか。
ラストのAさんのブログがキレイなオチになってくれてるので、しょっぱな1p目に「やりたかったこと」をばらしても大丈夫。

しかし私は完成直前で、ふと物足りなさを感じました。

それは
『私がフォロワーさんが1000人超えたらなぜこれをしようと思ったのか』という所の強度です。

物語を深めたいときは似て非なるエピソードのを重ねる


漫画内にも描きましたが、私は長らく「売れなくても自分が良き漫画と思うものを自信を持って描き続けたい」と思っていました。今ももちろん優先順位は「売れる」(結果)より「自分が良いと思うものを描く」(何を為したか)です。

しかしそれは私の「売れて余計な責任を感じるなら、誰にも批判されずそっと殻の中で描いていたい」という甘えでもありました。
その甘えは月日が経つにつれ少しずつ自分の中で変化していき。
去年バズった時に完全に殻が破れました。

その時担当の言葉を改めて思い出し。
「売れる」ことと「フォロワーが増えること」は同じだと思い、7p目の回想シーンを差し込みました。

これも私の得意技です。

「主人公が何かの問題にぶつかった時に、思いがけない過去の出来事からその意味や解決策を気づかされる」

というパターン。

要らないと言えば要らない箇所です。
しかしこのエピが入ることによって深みが増し、それまで「私とAさん」のお話だったのが一気に「私の内面の成長話」へとテーマが広がります。

これでこのエッセイが複層的になり輪郭がしっかりしました。
足して良かったと思ってます。


いつでもやろと思えばできることはある。


最後に。
今回「1000人」になったら、と書きましたが。
今から思えばフォロワー数など関係なく、どんな時でも誰かのために何かやろう、と思えばできることはあると思います。
一つ一つの「いいね」や「面白かったです」というリプも。

それでもやはり、フォロワーさん「1000人」というのは私にとって
「自由で楽しい世界」を見せてくれて、誰かのために何か行動しよう、と勇気をくれる数字でした。

本当にありがとうございます。

これからも「嘘はつかない」「知らないことは語らない」「ネガティブなものには触れない」をモットーにSNSもエッセイ漫画も描いていこうと思います。

今回も最後までありがとうございました!
それではまたー。

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