今遊んでいるゲームの話

ゲームの話が全然できていない、ということでプレイ途中だけど適当に思っていることを書く。

ふしぎ駄菓子屋銭天堂 ふしぎ駄菓子ばなし50選

まさかのノベルゲーム化した『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』シリーズ。
好きな小説だったから、任天堂公式が取り上げてくれたのが嬉しかった!

小説原作のノベルゲームは『キノの旅 -the Beautiful World-』しか知らないけど、ほかにもあるんだろうか。
説明を読むと「読書体験のデジタル化」に主眼が置かれていて、小説本文がボタンを押すと少しずつ表示されるような仕組みになっている。他方、ルビ振りやフォントサイズの変更はできない。どうせなら「ゲーム=マルチメディア」であることを活かして、読書のバリアフリー化に力を入れても良かったのではないかという感じがある。

おもしろいのは記憶喪失の主人公に店主の紅子さんが物語を聞かせているという設定で、「物語を聞くことで動く読者の物語」というメタな構図ができている。これはノベルゲームならでは。50個の物語を聞き終わった後にどんな選択が待ち受けているのか楽しみ。

全編書下ろし。原作に登場するお菓子も原作とは異なる内容で、おそらく全巻追っている人でも楽しめる内容。

50個の物語のうち、20個くらい読んだ。
今のところ子供側をたしなめるような展開が多く、大人側が何かを改める描写が無いのが、ものすごく引っかかってしまう。全体的にもうちょっと子供の言い分聞いてやれよ、と思うことが多い。
あと『クロデッサン』はやばかったなぁ、SCPかよ。財団に収容されてまえ…

調子に乗ったのか、D3PUBLISHERは学研から出ている『5分後に意外な結末』シリーズもノベルゲーム化するらしい。

児童書がノベルゲーム化することで、大人や別のターゲット層にリーチするという動きは広がるのだろうか。
個人的には『死神うどんカフェ1号店』『妖界ナビ・ルナ』あたりをゲーム化してくれたらうれしいけどな。

EASTWARD

いっせいトライアルでプレイしたらめちゃくちゃ面白かったので買ったゲーム。

現在第3章の途中。第2章の展開が衝撃的過ぎて、第3章はどうなるのだろうと恐る恐る進めています。

お使い要素と探索要素が交互に来る構造で、お使い要素は愉快なNPCの言動が心地よい。だからこそ、物語の合間に挟まる不穏さ、街の薄暗さのようなものが際立つ。
探索要素は珊とジョンで操作キャラを切り替えたり、単独で動かしてから交代したりといった操作でちょっと頭を使う。ジョンの武器はフライパン1強と思っていたのだけれど、そろそろ飛び道具にも慣れないとしんどいかも…

とにかく続きが気になるけれど、攻略にまとまった時間が必要なのでなかなか進められていないです。

スーパーマリオRPG

リメイク版。
スーパーマリオワンダーがおもしろかったので、調子に乗って買ったのだけれど、これもあまり手を付けられていないです。
ダンジョンやフィールドで迷子になりかけたり、ちょっと作業感が出てしまったり。

オリジナル版を遊んだ世代からの評価は高いのだけれど、全くの初めての人が遊んだレビューをあまり見かけないので、そういう視点でもいずれ感想を書いてみたい。
任天堂はIPに触れる人を増やすという視点でマリオの映画以降猛攻をしかけてきているけれど、ご新規さんを取り込むのにマリオRPGはどうだったのか、その評価が気になるところ。

小ネタやユーモアに期待している部分もあるけれど、気づかずにスルーしているものがたくさんあるような気がする。元ネタが分からないとスルーしているということ自体に気づいていない可能性がある。

まだ序盤なので、ゆるゆる進めていきます。

今後のマリオ絡みでは、プリンセスピーチとペーパーマリオRPGが特に楽しみ。マリオvs.ドンキーコングはゲームボーイアドバンスで遊んだことがあって好きなのだけれど、追加要素が無いとボリューム的に物足りなさがあるかもしれない。

ミネコのナイトマーケット

探索とクラフトで商品を作り、ナイトマーケットで販売して、衰退してしまった島の再興を目指すアドベンチャーゲーム。陰謀を解き明かすぜ。
リリース初日に買ったものの、ロード時にBGMがぶつ切りになるバグが耳障りだったので、修正パッチ配布を待っている状況。

複数回のパッチ配布で、そろそろ解決が見えてきたらしい。
PS4, PS5, Xbox, Steam版に、BGMのバグ修正に向けた内部変更が実装された模様。

序盤だけ遊んで、キュートでコミカルなビジュアルと、ナイトマーケットのお祭り感が好きだった。ゲーム内で1週間のルーティンのようなものが決まっているものの、ストーリー進行に時間制限はないらしい。
修正パッチが降ってきたら長く遊べそうで、楽しみ。

DEEMOⅡ

スマホ音ゲー。
ストーリー追加とともに販売される切符がそこそこの値段だったので、Google Play Pointがお得な時期に買おうと思っていたら、もう年末に入りかけているという…
第3章未プレイなのに、第4章がそろそろ配信されるらしい。予約商品を含むシーズンパスを買った。

ストーリーをあれこれ推測するのが楽しい一方で、前作無印と異なりソシャゲ風になってしまったことが、なんか未だにしっくりこない。
ソーシャル要素はあんまりないし、やっていることは他の音ゲーと同じはずなのだけれど。3DCGだからやむなしだけど、ロード時間や操作性も影響しているかもしれない。

CYTUSⅡとDEEMOⅡは忘れかけた頃にコンシューマーに移植されたりするのかなぁ。

その他気になったこと

『A Space for the Unbound.心に咲く花』『When the past was around.過去といた頃』を開発したMojiken Studioが、パブリッシャーとしての付き合いが深かったToge Productionに買収されたらしい。

Mojiken Studioは以前、社内ゲームジャムで開発されたゲームのプロトタイプを公開していたけれど、正式版が出るとしたら開発体制は強化される方向で期待してよいのかな。

あとはこれ、スマホ音ゲー「陽春白雪」がスコアの計算方法を次のアプデで変更して、コンボボーナスを消すらしい。

今まで遊んだ音ゲーは大半がコンボボーナスを採用していたから、これでスコアの位置づけがどう変わるのか、ちょっと気になる。フルコンボは取りやすくなる一方で、精度に対する評価が細分化されるから、良くも悪くも達成感に影響する可能性がある。

昔Rayarkの中の人はコンボボーナスは原則として必要というようなことを言っていた記憶があって、それを思い出した。あまり音ゲー界隈には詳しくないけれど、これがどのようにゲームの評価を変えるのか気になる。