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大阪万博2025開催決定!その効果は?

こんにちは。今朝、目覚めたら大阪万博が2025年に開催されることが決定しました。ただ、メディアに事前から大々的に取り上げられていた訳でもなかったので、あ、昨日だったんだ...! という感じでした。

1964年に東京五輪・1970年に大阪万博が開催され、55年の時を経て、また2020年に東京五輪・2025年に大阪万博が開催されるのは、何かのカルマを感じざるおえないですね。

でも、正直、万博ってなに...? というのが感想でして、不勉強ながらあんまり日本で開催することのメリットが分からなかったので少し調べてみました


そもそも、万博ってなに?

万博とは、「万国博覧会(Universal Exposition)」のことでして、1798年パリで初開催されてから、200年の歴史を持つ博覧会です。夏季オリンピックが1896年アテネで初開催されたので、実は五輪よりも長い歴史を持つようですね。

日本人は、大阪の「太陽の塔」のイメージが強いかと思いますが、パリのエッフェル塔や、ニューヨークの全米オープン会場にあるユニスフィア地球儀も万博に祭して建設されたそうです。

なので、一言で表すと「人類が築き上げてきたその時代の技術・芸術の頂点を世界に向かって発信する機会外務省HPより)」だそうです。イメージとしては、”国際的な世界最大級の展示会”という感じでしょうか。


万博誘致できると何がいいの?

では、万博誘致のメリットについて。日本では過去に5回万博が開催されていますが、その結果と予想については以下の通り。(過去予想を参照)

・1970年大阪万博:来場者数6421万人・経済効果1.8兆円
・1975年沖縄万博:来場者数349万人・経済効果 - 兆円
・1985年筑波万博:来場者数2033万人・経済効果1.1兆円
・1990年大阪万博:来場者数2312万人・経済効果 - 兆円
・2010年愛知万博:来場者数2204万人・経済効果3.2兆円
・2025年大阪万博:来場者数2800万人(国内2470万人・海外350万人)・経済効果1.1兆円(建設0.2兆円・運営0.2兆円・サービス0.7兆円)

主に、不動産業と観光業が儲かるみたいですね。これは、2019年ラグビーワールドカップ、2020年東京五輪と同じ収益構造になりそうです。

では、2025年に際立った効果として表れそうなのは何かということなのですが、個人的には日本最大級の統合型リゾート施設(IR)のOPENかなと。


今年7月にカジノ法案が採択され、IR施設への投資が集まっていますが、2019年・2020年の大舞台までには開業は難しいと言われています。

そこで、2025年大阪万博開催予定地の夢洲には、国内最大級規模のIR誘致が進められており、これが2025年に世界的に注目を浴びるのではないかと思います。

個人的には、東京よりも、大阪の方がIRのイメージがハマるので、2025年までのOPEN、以降のエンターテイメント施設としての持続可能な活躍に期待するばかりです。

2018.11.24


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